妹に会った。
去年の秋に会って以来のため、実に一年ぶりである。

表参道で待ち合わせ。
私の目の前に現れた妹は、何を勘違いしているのかと思う装いだった。

透け感のあるフレアのカットソー。
ベージュのパンツに合わせているのはネイビーのハイヒールのパンプス。
茶色に染まった髪は長く風になびかせ、顔には大きなサングラス。

…どちら様ですか?

そう言いかけたその時、

やっほ~パー
お姉ちゃん、久し振り音符

まぁ…中身は変わらずでよかった。

もともと顔は良く似ているものの、妹は派手な顔つき。
私は比較にならないほど地味である。

お洒落ではなく、ただただ眩しいからとかけたサングラスは頼むから外してくれといっても無理と外してはくれない。

一緒に食事をし、色々と店を見て回り、カフェでまったり。

自然と姉妹の話になった。
すると不思議なもので、連絡してみようなどと展開する。
見事、狙い通り彼氏と一緒にいるところだった。

我が家の共通する悪いくせは、いじっておもしろい奴はしつこいくらいにいじることだ。
今回のターゲットは無論、妹の彼氏。

適当でやめておけばいいのに、近くにいることがわかり急に訪ねるなどと企み始めた妹。
そしてそれに乗っかる彼氏連れの妹。
もちろん黙って鉢合わせるつもりだ。

こいつら性格わりぃや。
私の意見を聞くことなく妹に連れ回された。

鉢合わせした瞬間の妹たちの顔…

してやったり。

こらこら。
彼氏が困り果てている。

やっぱり可哀相だ。
少し話をして別れたのだが、妹の言い分は…

この姉妹に慣れてくれなきゃダメでしょ、とのこと。

好意的ととるべきか。
単なる意地悪か。

全く悩むところである。

こんなドッキリに耐えられる人ってそういるのだろうか。

普通だったら付き合いきれないとフラレそうなもんだ。