いきなり汚い足をお見せし失礼しました。
最近暖かい日が続き、自然と軽装になっている。
足元だって甲が広く出るようなパンプスを履いている。
この前、お風呂に入り何となくポリポリ足を掻きながら、
…かい~な。
と思いよく見ると、甲の一部分が虫に刺されたのか大きく腫れているではないか。
大きなため息を一つつき、昔のあることを思い出す。
まだ幼かったある夏の日。
まだよく言葉を知らない妹が母の元へ駆け寄り、でっかな目を輝かせながらこう言ったのだ。
お母さん、かにに食われたっ。
唖然とする母。
するともう一度、
ほら、かにに食われたっ。
と言ったのだ。
大笑いする母。
状況の飲み込めていない妹は不思議そうな顔をして、
かににくわれた。
とつぶやいた。
私は妹にこう言った。
かに に くわれた、じゃないよ。
か に くわれた、だよ。
妹は私に続いて、
カ ニ ニ ク ワ レタ。
と繰り返す。
笑いの止まらない母。
その後も何回か言わせてみたが、一向に治らなかった。
その年の夏は、
カニニクワレタ
が我が家の流行語になっていた。
なんとも微笑ましい話だ。
たまに思い出してはからかうが、昔のような可愛らしさはどこへやら…
このブログだって、妹にばれたらヤバイだろうな。
…あ~ぁ、かいぃ~よぉ

