夜空の月を。

眩しいほどに輝いている。

その眩しさに夜空の星たちは息を潜め、夜の主役を引き立てる。

ひと月に一夜限り、その完璧な形をめい一杯に輝かせる満月。

その存在感は圧倒的で神秘的。

こんな夜はいつもより騒音すらも密やかに感じる。

シンと空気すら張り詰めて心のなかに入り込む。

私は心を空っぽにし月を見上げる。

そして清々しい気持ちになる。

私はそんな満月の夜が好きだ。

大丈夫。

獣には変身しないよ。