最初で最後の帰宅
・夜中に眠れず、朝4時に継母を電話で呼びつける
・食事を摂った後に、食事はまだか?と毎回訊ねる
・トイレに行く、と言って部屋を抜け出し、病棟から出て行く寸前で取り押さえた
(ずっと、緩和病棟の外に出る事を嫌がっていた)
全て、弱ってからの父の奇行言動。
いわゆる、肝性脳症というもの。
肺がんが転移することはなかったけれど
他の臓器がどんどん弱ってきた。
肝臓の後は、腎臓・・・
自分の足でトイレに行くけれど、夜中でも2時間に一度。
しかも量が多く、なかなか戻ってこない。
どんどん頻度が高くなって、30分に一度になった時も・・・。
鶏がらみたいな、シワシワの足になってしまってたけど
浮腫んで、シワが伸びてキレイな足になった。
薄く黄色く、触ると「水を入れたビニール袋」のような感じ。
そして、緊急入院から2ヶ月半経って、初めて「どうしても家に帰りたい」と
言ったので、その日のうちに車で連れ帰った。
留守番をしている4匹の飼い猫に触れ、美味しいラーメン屋で
半人前程度食べて、2時間位で病院に戻った。
戻る前から「立っているのがしんどい」と言い出し、戻ってすぐにオプソを。
この辺りからオプソを服用する事が多くなっていた。
ラーメン店では「食事が喉を通り難くなってきた」と言っていた。
少しずつ、確実に終わりが見えてきた、と思ってたら
祖母(父とは血が繋がっていない)が亡くなった、という連絡が入った。
麻薬系鎮痛剤
9月に入ってから、目に見えて弱り始めた。
幻聴、幻覚、会話が成り立たない、夜間不眠・・・
腫瘍熱か、連日、夕方から翌朝にかけて38度台の発熱が続いた。
また、腹痛が出たり、足が浮腫んだり・・・
それでも食欲が全く無くなる事はなかった。
日中でも、父の顔色がとんでもなく悪かったりするのに、
誰も気付いていないのか?と思う事が多々あった。
継母は「今日は調子良いみたい」と言うし
姉は「食べれてるから、いいのでは?」と。
でも、昼間、寝ている時の顔は、生きている人間に見えない。
食欲がそれなりにあっても、おかしいのでは?と思う事は多々あったけど
何故か、主治医と会う機会が殆ど無く、確認できなかった。
継母の言う事はあやふやで的を得ていないので
看護士さんに、投与されている薬を聞き出した。
ジゴキシン
タケプロンOD
ラキソベロン
マグラックス
アドナ
トランサミン
ロキソニン
リンデロン
MSコンチン
デュロテップパッチ
タケプロンOD
ラキソベロン
マグラックス
アドナ
トランサミン
ロキソニン
リンデロン
MSコンチン
デュロテップパッチ
※点滴はなし
ネットで調べたけど、大方の予想通りだった。
本人も継母も「モルヒネは絶対に嫌、と伝えてる!」と言ってたけど・・・
とりあえず、本人達には黙っておこうと思った。