まだいる、そうです
今の派遣先勤務3年目だったか。
私が就業する前に、早期退職されたオジサンがいた。
でも、退職されてからも、同じビルの他の部署で
アルバイトしてた事もあったので、顔と名前は覚えていた。
とは言っても、挨拶しかした事は無かった。
その方を見かけなくなって二ヶ月位経った頃に
病気で急死した、と連絡が。53歳だったのに。
強烈なメタボ体型で、煙草も酒もガンガンやってて
糖尿病なのに自制する事も無かった、と皆が言っていた。
49日直前の頃、彼の元同僚(オジサンばかり)が集まって
彼の話をしていたのを聞いた。
もうこの世にはいないし・・・という様な内容だった、と思う。
翌朝。
日傘(←名古屋嬢必須アイテム?)をさしながら、いつもの
通勤ルートを歩いていると、いつのまにか、目の前に人がいた。
日傘をずらして見たら・・・
亡くなった元社員が、アルバイト先の制服姿で立ってた。
じっとこちらを見て。
思わず、以下の項目を確認した。
・足の有無 → ある
・影の有無 → ビルの陰で確認できず
でも、無表情で何も言わない。
笑ってる顔しか見た事が無かったので、何か、変な感じ。
「俺はまだいる・・・」
頭の中にきた。声ではなかったけど。
睨み合った?のは数秒。
まあいいや、と思いつつ、私がオジサンをよけて、3歩位
進んで振り返ったら、誰もいない。
逃げる場所も無いし、足が悪かったので走れる筈が無い。
恐くも何とも無かったけど
出社してから、元同僚のオジサン達に言ったら
私を見る目が変わってしまいました・・・(-"-;A
ちょっと距離を置かれる様に。
まあいいや、俺はまだいる、って伝えたし。
義理は果たした(と、勝手に思っている)。