去年のゴールデンウィークに行った旅行が悪い意味で忘れられません。

息子の発達に不安を感じ始めた頃で、せっかくの旅行でしたがまったく楽しめず猛烈に不安だけが残りました。
いまでも鮮明にそのときのことを思い出します。
旅館で見た獅子舞が私のトラウマになるくらい、旅行中に見せた息子の行動のすべてが不安な気持ちを助長して、暗い気持ちで帰ってきました。

おそらく息子は自閉症だと思ったけど、まだ確信が持てなかったから母や主人にも話せずにいてひとりでグルグル考えていた時期です。

それまで歩けなかったこともあって休日もあまり出かけたことがなくて、初めての水族館でした。
すこーし歩けるようになってたからベビーカーなしで行ったけど、とにかく大変すぎて主人とふたりで汗だくになりました。
ヨチヨチ歩きで大変って?ってかんじだと思うんですが、歩かせるようとするとしゃがみこんで地面のタイルの凹凸とかそこ?って箇所に夢中になって動かない。人が多くて迷惑になるから抱き上げると暴れて降りたがる。
それを繰り返して、見せたかった魚やペンギンは息子の視界には一切入ってなかったんじゃないかな。
どんなに綺麗な物、刺激的な物を見せてもなにも反応がなくて一瞬も息子と心が通う瞬間はなかったです。
そんな息子の姿がショックでした。
イルカショーを見せたくて席に座って開始を待つけど、じっとできなくて暴れるからなんとかおとなしくさせるためにふだんはあげないアイスを急いで買いに行きました。
始まったら指しゃぶりしながらじーっと見てはいたけど、ほかの子みたいに拍手したり指差ししたり笑ったりしない。
正直イルカどころじゃなくて、ほかの子との反応の違いが気になってしょうがなかったです。


旅館ではフロントの天井からぶら下げられたオブジェを見て、これまで見たことない笑顔でキャッキャ言って大喜びしました。
大袈裟じゃなく、あんなに楽しそうな息子は初めて見た。
何かに取り憑かれたかのように夢中になってオブジェを触っては何度も爆笑していて、このときはもう息子が怖かったです。
止めるまでずっと何分もそんな調子が続いて、ぜったいおかしいって思いました。



ブログのプロフィール画と似てますが、たまたまです。
わたしもぶら下がるものが好きなのかもしれませんw


そして今でも鮮明に覚えているのはランチを食べに行って、料理が来るまでの間、チラシをパパに渡して、それをまた受け取るっていう遊びをしていて、主人が何回も「どうぞ」って言いながら渡してたら一回だけ息子も「どうぞ!」ってはっきり言ったこと。
発語がないことをすごく気にしていたので、これをきっかけに増えていくのかなって唯一前向きに考えられそうな出来事でした。
でも、それから一回も言わないです…

それ以外は息子の行動すべてが異常に見えてしまった。

帰ってからはもう検索が止まらなくて、落ち着かない気持ちになって、連休が明けてすぐに保健センターに電話して発達相談をしてます。

私がふつうに子育てできたのは息子が歩き出すまでの1年2ヶ月間だけでした。

息子は大学へ行けないだろうし、職業を選ぶことはできないだろうし、恋愛することもない。

それを1歳すぎで覚悟しなきゃいけないなんて…

残酷です。

その頃、ママ友たちは二人目の話題で盛り上がっていて、なんで私だけこんな思いしなきゃいけないのって思いもありました。
ひとりだけ必死に自閉症について調べている状況にイライラもしました。

でも、今はこれが私の人生なんだって気持ちもあります。

つらいことだらけだし、正直これから生きていくことに希望が持てずにいますが、誰かを責めるわけにもいかないし、しょうがない。

息子は幸せにしてあげたい。