道にアゲハ蝶が羽をたたんで倒れてました。
見つけた息子が、ちょうちょ…って悲しそうに言ったけど、死んでるとは言いたくなかったから、疲れちゃって休んでるねって教えました。
息子)しんじゃった?ごはんどーぞする?ジュースどーぞする?
私)うーん、ちょうちょは花の蜜が好きだよ!
花の蜜をチュウチュウするよ!
それを聞いて息子は近くに咲いてた花を摘んでちょうちょの横に置いてあげてました。
ちょうちょが動いて花をチュウチュウすると思ったみたいなので、そろそろ行こっか!って声かけてその場を去りましたが、ちょうちょが気になるみたいで何回も振り返って見てました。
車が来たら、あ!ひかれちゃうって心配したりやさしい。
理解力、話してる内容は幼いけど、ちゃんと心が育ってることが分かってジーンとしました。
特性で感情を理解するのが苦手だから意識して教えるように発達外来でアドバイスされていて、かなり根気よく教えてきましたが、悲しい、うれしい、たのしい、とかはまだ言えません。
ことばで伝えられないだけで、いろんな感情や気持ちが息子の中にちゃんとあるんだな。
どれだけ話かけても私のほうを見てくれることさえなくて何も分からないと思ってた期間が約2年半。
多動癇癪の対応に疲れ果てて、大変な思いして息子を育てる意味が分からなくなってました。息子を可愛いと思えないことがつらくて心療内科にも通いました。
息子の奇声奇行に耐えられなくてここには書けないような暴言を浴びせかけたこともあったし、ひどいことしました。
それでも息子には何が起きてるか理解できないし傷つかないと思ってたけど、きっとそんなことはなかったはず…。
地元の情報誌に誕生日を迎える幼い我が子へのメッセージと写真が載ってるページがあり、なんとなく読んでしまう。
産まれてきてくれてありがとう♡
パパとママの宝物です♡
…私が息子に対して抱けずにいる感情ばかりだから悲しくなるんだけど、それ以上によその子はこんなに親から愛情受けてるんだ。それに比べて息子は可哀想(でもそんなことは分からないだろうな)って思ってました。
息子は私が思うよりいろんなこと分かってるのかもしれん。
どんなに私ががんばったって障害は一生治らない現実と息子の将来を考えると不安でいっぱいになってしまって、私が情緒不安定になる原因である息子を心から愛せていない苦悩はいまだにありますが、でも、息子には大好きだって伝えようと思った日でした。
