G8「核なき世界」へ協調 来春、米で核サミット 2009年7月9日14時5分

 主要国首脳会議(G8サミット)は8日夜(日本時間9日未明)の夕食会で政治問題を討議し、「核兵器のない世界に向けた状況をつくることを約束する」とした核軍縮・不拡散に関する首脳声明をまとめた。オバマ米大統領は席上、核安全保障サミットを来年3月に米国で開催すると表明した。G8首脳はこのほか、温室効果ガスを先進国全体で2050年までに80%以上削減することを盛り込んだ地球温暖化対策に関する首脳宣言も採択した。

 【ラクイラ(イタリア中部)=丹内敦子】G8の核軍縮・不拡散に関する首脳声明は、G8直前の6日に開催された米ロ首脳会談で、戦略核兵器削減の大枠合意に至ったことを歓迎。「すべての国に一層の透明性をもって更なる核軍縮措置をとるよう求める」とした。米国などがまだ批准していない包括的核実験禁止条約(CTBT)の早期発効に向けた努力を強化することも表明した。

 G8には中国を除く核保有国の米ロ英仏4カ国が参加している。「核のない世界」をめざすと宣言したオバマ米大統領の登場で、国際的に核軍縮・不拡散の流れが強まったことを受け、G8としても、こうした状況を後押しする狙いがある。
                                        朝日
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G8メンバー
 日本
 アメリカ
 ドイツ
 イギリス
 フランス
 イタリア
 カナダ
 ロシア

核保有国
 アメリカ
 ロシア
 イギリス
 フランス
 中国
 インド
 パキスタン
 イスラエル
 北ちょん?
 イラン?
 

国連常任理事国(第二次世界大戦戦勝国)
 アメリカ
 イギリス
 中国
 フランス
 ロシア