2018年、4月 CTの結果で腹膜播種の悪化がみられました。
それまでの10ヶ月間、ゼローダとアバスチンのみに減薬し維持してきましたが、オキサリプラチン再開と主治医より指示を受けました。
結婚し、引っ越した関係で主治医に転院を強く勧められ、S病院へ転院しました。
知名度も高く大きなA病院からS病院への転院はなんだか心細く不安でした。
転院もスムーズに出来ると思いきや、GWやS病院の新しい主治医が不在との事で、病状が悪化したと言われたのにも関わらず1ヶ月間無治療状態となってしまいました。
1ヶ月間、成すすべも無くただただ不安な毎日を過ごしました。
やっとS病院で治療が受けられると思いきや、S病院の主治医は私が1ヶ月間無治療だった事を知らずA病院とS病院の間で伝達が上手く取れていなかった事に怒りを覚えました。
そんなこんなで急いで受けた9回目のオキサリプラチン。
私は血管が細く、痛みを感じやすいそうです。
4クール目あたりからキツく感じるようになっていました。
私の性格上、必要以上に我慢してしまうのです。
救急車を呼ぶ時も、いつももっと早く呼んでおけば良かったと思います。
我慢出来ない時間を人より多く過ごしてしまいいつも後悔します。
そんな私ですが、9クール目のオキサリプラチンは我慢出来ませんでした。
あまりの痛みで一旦点滴を止めてもらい、休憩しながら、のたうちまわりながら終えました。
腕の血管に電気ショックのような、血管が張り裂けるような、鋭利なナイフで刺さるような痛みで、髪はボサボサ顔は涙で腫れました。
もうオキサリプラチンは一生やらないと決めました。
8クール目までは涙を流しながらもまだ続けられると思っていましたが、
もう身体が受け付けなくなった事に気付きました。