（幼稚園時代）
学生の頃スポーツをやっていた父と、美人で有名な母の間に三姉妹の長女として生まれた。
長女だったため、母の躾はとても厳しく、幼稚園の頃、氏名を記入する欄を大きく外して名前を記入したら、母親に「自分の名前をこんなに汚く書いてはいけない」と厳しく怒られた。
清瀬第八小学校→清瀬第三中学校→堀越学園
（小学生時代）
小学生の頃は休日にお父さんと遊ぶのが楽しみで、キャッチボールをやったり、たまに乗せてくれる車の助手席に乗るのが楽しみだった。
小学校一年の時は月に100円 二年生の時は200円 三年生の時は300円とお小遣いは決まっていた。
小学五年生の時に500円をもらった時に、「こんな大金、どうやれば使いきれるか」と思い、大事にとっておいた。
相変わらず母親の躾は厳しく、中学二年まで「夜は9時に寝なさい」 と言う規則を守っていたものの、学校に行っても友達同士のTVの話について行けず、「中学二年生なんだから、10時までTV見せてよ」と母親にお願いをした。
小さい頃から目が悪く眼鏡をかけていたが、中学の時にバスケ部に入ると眼鏡が邪魔だったので、それをきっかけにしてコンタクトレンズに変えた途端、自校でも他校でも 「清瀬第三中学校にかわいい女の子がいる」 と有名になってしまった。
まさに、シンデレラストーリー。
（中学バスケ部時代）
中学は、一学年二クラスという小さな学校ながら生徒会にも入り副会長を務め、当時女子中学生に流行っていた 黒のハイソックス がどうしても履きたくて、先生に嘆願し、生徒の多数決を取り、校則を変えてみせた。
中学二年生の夏、部活帰り 畑のど真ん中を歩いていたところ、現所属事務所のスカウト部隊の女性が数人やってきてスカウトされた。
しかし、「スカウトは原宿や渋谷でやるもの」と思い込んでいたため、まともに話を聞かずに、「怪しい奴を見つけたらすぐにお母さんに報告しなさい」との言いつけの通り、家に帰ってすぐにお母さんに報告した。
スカウトの女性の話を聞いたお母さんは、初めは冗談かと思っていたが、何度も自宅に説得しに来るうちに、「出来るところまでやってみよう」 と決め、娘の芸能界入りを決めた。
しかし本人は全く興味がなく、スカウトが家に来るたびに怖がり、すぐに外に出て妹達と遊びに行ってその場を逃げ出していた。
中学二年生の秋に事務所に所属し、初めてTVに映るも芸能活動をしていることを恥ずかしく思い、学校では「なぜあれだけ楽しんでいた部活を辞めたのか」友達に言えず、卒業するまで芸能活動していることを誰にも話さなかった。
高校に入ると、事務所の寮に入れさせられて、「隣の部屋にはあなたと全く違う性格で全く違うジャンルを目指している、同い年の沖縄出身の女性が入ってくるよ」 とスタッフに言われたが、訳が分からず「取りあえず声をかけてみよう」 と思い、「沖縄では給食にゴーヤチャンプルが出るの？」とトンチンカンな質問をした相手が、後の 黒木メイサ だった。
高校になると堀北はドラマや映画に出ずっぱりだったが、同期の黒木メイサはなかなか売れず。
黒木メイサの初ライブは、わざわざチケットぴあでチケットを買い一人でライブを見に行ったことは、今でも黒木メイサは知らない。
高校の時は仕事が忙しく、たまに学校に行っても疲れているので、朝から夕方までずっと眠っていた。
（17歳高校時代）
大人になって仕事するうちに「もう少し勉強しておけばよかった」と思い、たまに実家に帰った時 妹に会うと、「しっかり勉強するんだぞ」と言う。
家でご飯を作ることが好きで、外食が苦手らしく、「ぐるナイ ゴチになります」の出演では、外食の相場が全く分からず、ぶっちぎりのビリで代金を払う羽目に。
休みの日も家や一人で過ごすことが殆どで、腹筋を鍛えてみたり、一人で東京タワーを階段で天辺まで登ってみたり。
やや引き篭りがちな性格と思いきや、友達の悩みには真剣に耳を傾け、友達の恋愛相談を聞いた時、黙っていられずに、その場で友達の元彼に電話をし、ひたすら説教した。
しかし、そのことを反省し、もう友達の元彼には絶対に電話しない と言っていた。
どんなオーラを出しているのか直接見たいと思い色々探ってみたが、どうやらファンクラブに入って年に一、二度のサイン会か誕生日会を抽選で当てるしか、直接会う方法は無いらしい。
三年程前ファンクラブに入ったものの、三年間一度も抽選に当らず。
2011年の ２４TV～愛は地球を救う～ のチャリティーパーソナリティー として出演していたので、武道館に行けば直接会えたのだが、行った所で堀北本人が直接募金箱を持って活動しているわけでもないし、見えたってどうせ遠くからしか見えないだろうし、諦めた。
14歳でデビューして、今年で10年目。
未だ男性とデートしている写真を撮られたこともないし、噂もガセネタばかり。
本人も「好きな人がいても、遠くから見ているだけで十分」と言い、グータンヌーボで司会していた江角マキ子に「事務所に 恋愛禁止 って言われているの？」と驚かれてしまうほど。
1月21日から、映画「ALWAYS三丁目の夕日'64」
4月2日からのNHK朝の連続テレビ小説「梅ちゃん先生」
に出演予定。
（現在）
キレイな女性が集まっている芸能界では、そんなにキレイな方でもないけど、着飾った堀北でなく、素のままの本気を出した堀北は見ていてなかなか面白い。