土曜深夜から日曜早朝まで、BSで保護ワンちゃん、ねこちゃんを紹介し、新たな飼い主さんを募集するという、掲題の番組がありました。私には全編にわたって、出演者の、かわいい、癒される、といった軽薄なコメントばかりが耳につくものでしたが、こういう番組が放送されたこと自体を、まずは大きな一歩ととらえるべきでしょう。

 

NHKさんには、民放でやるようなバラエティとか、環境や歴史問題のフェイク番組とかではなくて、こういったものをもっともっと放映してほしいですし、次は地上波のゴールデン帯で放映してもらいたいものです。NHKは視聴率は二の次の筈だし、もしかしたら、視聴率も結構とれるかもしれませんよね、民法のクイズ番組や物知り顔MCのHOW TOものには辟易している人たちは多いと思いますので。

 

次は、こういった保護わんちゃん、保護ねこちゃんが生み出されてしまう根本的な背景とか、ここで紹介されたこの子たちは実はある意味ラッキーな子たちだった、というようなところまで、もっと深く掘り下げてほしいと思いました。今回は見た限り、そういった話は、アリバイ的に最後から30分前に京都の獣医師さんの数分のコメントしかなかったようでした。(糸井重里さんは、本来そういった役回りで出演されていたのではなかったのでしょうかねぇ・・・。)

 

出演された保護団体さんの活動には、本当に頭が下がります。また、ここで紹介された以外にも、もっと小規模で、地域で普通にサラリーマンをしながら、草の根の活動をされている方(静岡のGO保護犬GOさんなど)がたくさんいらっしゃることも紹介してほしかったと思いました。

 

私が、いつも拝読させていただいているブログを配信されている「ワンモアフィールド」さんも出演していました。実はこの番組が放映されるのも、そのブログで知ったのですが、3桁に迫る保護犬の手術費用を、ブログ読者の寄付で賄えてしまうほど、この問題に心を痛めている方は多いということだと思います。これを機会に大きな運動となっていくことを心から期待したいです。

保護犬たちは、みんな多かれ少なかれ、肉体的に、また、精神的にハンデをもっているけど、ワンちゃんたちは飼い主を信じて健気に頑張っています。人間はその期待に応えてあげなければなりません。何万年も前から、人は犬と一緒に互いに助け合いながら暮らしてきたのですから。