『脳みそは考えて、いのちは感じるんだよ。』
1年生の長女が言った言葉です。
実は今日、いのちのつながり、いのち誕生の奇跡について考える絵本を読んだんです。
読んでいる最中も、
「いのちってどうやってできるんだろ?」
「卵と出会えないこともあるの?卵がないこともあるの?」
「えーそんなに小さいの?!」
「お腹の中で遊んでいるの?!」
ひとつひとつが大きな発見であり、疑問であり、目をキラキラさせていた長女。
そして読み終えて言った言葉が
『脳みそは考えて、いのちは感じるんだよ』
だったんです。
私、一瞬言葉を失ってしまいました。
いのちは感じる、、、
本当にそうかもしれませんね。
長女はその後一生懸命、いのちの形を私に説明してくれました。長女のいのちは『虹色』なんですって。
また、こんな疑問も投げかけてくれました。
『いのちって傷つくことあるの?』
と。
そして、こんな会話をしました。
「どんな時に傷つくんだと思う?」
「意地悪したり、、、」
「そうかぁ。」
「きっとね、いのちってピンク色してて、傷つくと透明になるんだよ。乾電池みたいなもんだ!乾電池もなくなったら捨てるでしょ?」
「えっ!?いのちも捨てちゃうの?!」
「あ、捨てないか。」
「捨てるってことは、大事にしていないってことだよね?大事にしないってことは、いのちが傷つくってことなんじゃない?自分のいのちを自分で捨てちゃ絶対にいけないね。お友だちのいのちも捨てちゃいけない。自分のいのちも、お友だちのいのちも、みんな大事にしなきゃいけないね。だって、みんなのいのちがつながっていて、いのちは奇跡のかたまりだもんね。」
実は、私も半信半疑で読み聞かせました。ちょっと難しいんじゃないかなと思って。
長女は入院していた経験もありますから、もしかすると、一般的な1年生より、いのちを身近に感じて生活してきたかもしれません。もともと感受性の豊かな子でもありましたから。
それでも、子どもなりに絵本の内容をしっかりと受け止め、感じ、考えてくれたことに驚き、母としてとても嬉しく思いました。
きっとどんな子でも、目をキラキラさせて聞いてくれるんじゃないかと思います。
だって、自分が今ここにどうしているのか?どんな旅をしてきたのか?いのちのファンタジーに触れることができるんですもの。
私も一緒に読みながら「そうなんだ!」と発見があったり、娘たちと、出産エピソードや、胎内記憶の話をしたりしながら、何とも言えないほんわかした温かい気持ちになりました。
他にも色々いのちのことを書いた本はありますが、今回私が読んだ本、なかなかオススメです。
- 幼年版 赤ちゃんが生まれる/ブロンズ新社
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- 子どもにもわかりやすく、いのちの誕生から、ママのお腹の中での様子、出産までを描いています。
- いのちのまつり―「ヌチヌグスージ」/サンマーク出版
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- ご先祖様は一体何人いるの?いのちのつながりについて考える本です。絵も面白くて読みやすいです。
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