ある日、妻が子供を連れて、近所のスーパーに買い物に行った時のこと。
妻は買い物が一段落して、ベンチに腰掛け一休みしていました。
すると、一人の老女が、うちの子に「かわい~」と言いながら、妻の横に座りました。
そこから、妻は老女のマシンガントーク攻撃
を1時間ほど受けてしまいました。妻が聞いた話では、その老女は現在一人暮らしで
(一人暮らしの寂しさゆえに、妻を捕まえて喋りまくったのでしょうが)
以前から家政婦の仕事をしているとのこと。
しかもそのバアさま、今まで何度かお金持ちの家で働いてきたのだそうだ。
その中には、超大企業の会長宅とか、
有名作家のご子息の家とかでも働いた、と自慢げに語っていた。
そのバアさまが、妻に向かってしみじみと語っていた、というのが次の一言。
「いやー、ホントの金持ちは、普段の暮らしは質素だよ」
バアさまが某金持ち創業者の家で働いていた時。
その創業者の家には、来客が訪れること多いため、食費に関しては「いくらまで」という制限がなく、
バアさまは、いい食材を躊躇せずにバンバン買っていたそうだ。
それはそれは、ゴージャスなおもてなしをしていたようです。
でも、創業者の普段の暮らしは、
散歩が趣味で、あまりお金を使っている様子はなかったとのこと。
お客がいないときは、食事も質素で、のんびり暮らしていたそうです。
それを聞いて思ったのが、お金持ちはやはり、
お金を使うべきところと控えるところのメリハリが、ハッキリしているんだなぁ、と。
人に喜んでもらいたい時にはケチらずしっかりお金を使う。
でも、自分の身の回りに関しては、まさに「足るを知る」という暮らし。
ただ、我々庶民にとって難しいのは、自分の身の回りを節約しても、
いざ「使う」時に尻込みしてしまう気がします。
(少なくとも、僕はそうです)
でも、人に喜んでもらう為にお金を使うって、なんかいいですね。
そういう境地に早くたどり着きたいなぁ…

ちなみに、そのバアさまは創業者の家で働いていた時の癖が抜けなくて、
今でも食材を買うときに、ついつい勢いで買ってしまい、腐らせたりするんだとか。
