同級生に『五輪男(イワオ)』なんていうのがいる。
察しのいい人は「あ・あぁ!」と気づくだろうが
そう! オイラ「東京オリンピック年」生まれなんです。
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「裸足のアベベ」「東洋の魔女」で生まれ、スポ根漫画で育ち
小学校の時は、札幌オリンピックの「日の丸飛行隊」
青年期には、日の丸柔道の「山下先生、古賀先生」など
諸先輩たちの、漢気と勇気に胸を熱く打たれ、感動し
大人になると、長野にも行った(↑その時の現地で貰った地図)
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そしていよいよ!この国で2度目の祭典が始まろうとしている。
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・・・人それぞれ、考えはいろいろとあると思うが・・・
ここに『あくまでも個人的・解釈と思い』を書いてみたい。
他のイベントは、みんな中止なのに「オリンピックは、なぜやるの?」
「一生に一度の事さえ取りやめになったのに」「不公平じゃない?」
など・・多くの人の頭の中に浮かび上がってくる不満や疑問・・
もちろん、当然で、普通の事だと思う。
ただ、少し考えてもらいたい。
このオリンピックという、大会に出れる人にとって
この時は「一生に一度ではなく」『この時の為の一生』なんです。
そして、この大会に出る多くの人は、
この時の為に、今まで多くの時間を犠牲にして過ごし
戦って、戦って、勝ち抜いてきたのです。
また、この人の後ろには、多くの敗者がいて、
その敗者の周りにも、支えてくれた多くの人たちがいるんです。
そこに立つ姿は、一見1人の人物ですが、
数えきれない多くの人と、その人生までも背負った『多くの人の代表』の姿なんです。
また、先ほど「祭典」と書きましたが、この大会はただのお祭りでは無く、
その、勝ち抜いて、勝ち抜いて、国の代表として選ばれた多くの人が
祖国の誇りを胸に、多種目の競技を1時期に1場所に合わせ、
世界一を競ぎあう、特別な祭典なんです。
その、特別な祭典も・・・ 今、こんな事態となり ・・・
祖国の代表という事で、ただでさえ多くのプレッシャーもある事に加え
世論からも色々と言われ、心が揺れ動く多くの要因も多く加わってしまい
選ばれた人々のメンタルに、物凄い負担をかけていると思います。
・ ・ ・ ・ ・ で す の で ・ ・ ・ ・ ・
「自分達が、出来なくて我慢しているのになんで?」の見方を
『出来なかった自分達に代わり、自分達の分までベストを尽くして欲しい』と
少し切り替えて、考えてもらえないでしょうか。
数年前、この祭典のアピールワードに『お・も・て・な・し』と言っていましたが
「無観客」という結果になり、おもてなしする訪問者も、少なくなってしまいました。
その変わりと言ったら、変な表現になりますが・・・


