2021.7.17. Heart of GOLD. | NAHAマラソン大好き チェブ"ラン"シカの リハビリ日記

NAHAマラソン大好き チェブ"ラン"シカの リハビリ日記

NAHAマラソンが大好きで、チェブラーシカの仮装で楽しんでました。しかし2013年、突然の交通事故。両足複雑骨折で立つ事も出来ない所から、もう1度あの場所を目指し挑戦した日々、そして今までが書かれてます。同じ教訓になってしまった方の励みになってくれれば嬉しいです。

同級生に『五輪男(イワオ)』なんていうのがいる。

察しのいい人は「あ・あぁ!」と気づくだろうが

そう! オイラ「東京オリンピック年」生まれなんです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「裸足のアベベ」「東洋の魔女」で生まれ、スポ根漫画で育ち

小学校の時は、札幌オリンピックの「日の丸飛行隊」

青年期には、日の丸柔道の「山下先生、古賀先生」など

諸先輩たちの、漢気と勇気に胸を熱く打たれ、感動し

大人になると、長野にも行った(↑その時の現地で貰った地図)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

そしていよいよ!この国で2度目の祭典が始まろうとしている。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

・・・人それぞれ、考えはいろいろとあると思うが・・・

  ここに『あくまでも個人的・解釈と思い』を書いてみたい。

 

他のイベントは、みんな中止なのに「オリンピックは、なぜやるの?」

「一生に一度の事さえ取りやめになったのに」「不公平じゃない?」

など・・多くの人の頭の中に浮かび上がってくる不満や疑問・・

もちろん、当然で、普通の事だと思う。

 

ただ、少し考えてもらいたい。

 

このオリンピックという、大会に出れる人にとって

この時は「一生に一度ではなく」『この時の為の一生』なんです。

 

そして、この大会に出る多くの人は、

この時の為に、今まで多くの時間を犠牲にして過ごし

戦って、戦って、勝ち抜いてきたのです。

また、この人の後ろには、多くの敗者がいて、

その敗者の周りにも、支えてくれた多くの人たちがいるんです。

 

そこに立つ姿は、一見1人の人物ですが、

数えきれない多くの人と、その人生までも背負った多くの人の代表の姿なんです。

 

また、先ほど「祭典」と書きましたが、この大会はただのお祭りでは無く、

その、勝ち抜いて、勝ち抜いて、国の代表として選ばれた多くの人が

祖国の誇りを胸に、多種目の競技を1時期に1場所に合わせ、

世界一を競ぎあう、特別な祭典なんです。

 

その、特別な祭典も・・・ 今、こんな事態となり ・・・

祖国の代表という事で、ただでさえ多くのプレッシャーもある事に加え

世論からも色々と言われ、心が揺れ動く多くの要因も多く加わってしまい

選ばれた人々のメンタルに、物凄い負担をかけていると思います。

 

・ ・ ・ ・ ・ で す の で ・ ・ ・ ・ ・

 

「自分達が、出来なくて我慢しているのになんで?」の見方を

『出来なかった自分達に代わり、自分達の分までベストを尽くして欲しい』と

少し切り替えて、考えてもらえないでしょうか。

数年前、この祭典のアピールワードに『お・も・て・な・し』と言っていましたが

「無観客」という結果になり、おもてなしする訪問者も、少なくなってしまいました。

 

その変わりと言ったら、変な表現になりますが・・・

皆が、暖かい気持ちで『 選ばれた人達を、お・も・て・な・し の 心 』で
見守ってあげることは、出来ないのでしょうか・・。
 
その昔、この国は「太陽の昇る国」「黄金の国」と言われていました。
その国民として『Heart of GOLD』な心で、受け止めてもらえないでしょうか
 
・・・ここは、ジパングという夢のある国なのだから・・・