NAHAマラソンとチェブランと仲間たち その6('2003) 初代愛弟子Qminちゃん発進。 | NAHAマラソン大好き チェブ"ラン"シカの リハビリ日記

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NAHAマラソンが大好きで、チェブラーシカの仮装で楽しんでました。しかし2013年、突然の交通事故。両足複雑骨折で立つ事も出来ない所から、もう1度あの場所を目指し挑戦した日々、そして今までが書かれてます。同じ教訓になってしまった方の励みになってくれれば嬉しいです。

去年のNAHAにQminちゃんを連れて行っていたのだが
彼女はその打ち上げの席でポロっと
『来年出てみようかな?』と言ってしまった。
その一言を
(悪魔のNAHAマラソン・セールスマン=魔っちゃん)
聞き逃すはずも無く『今、言ったよな』としっかり確認されてしまった。
でも酔った席での話・・ちょっと可哀想なので保留にし

年明けに改めて聞いてみる事にした。
Qminちゃんは、改めて聞いても『やる気』らしい
小出監督にQちゃんなら、オイラにはQminちゃんだ!!
こうなったら本気で取り組んでやってみよう!!
思えばこの日・・私の初マラソン請負人生活がスタートした。
Qminちゃんは、1月に5キロの練習から始め、
梅雨前にはハーフまで走れる様になった。
少しずつでも走れる様になっていく姿を追い続けるのは、
楽しいし、やりがいも感じる。
真夏もヘロヘロながら頑張ってくれた。

気が付くと
お母さんもお父さんもお姉さんも
彼女の事を家族中で応援していた。
それに応えて、Qminちゃんは始めてから1年で
怪我なく30キロまで走れる様になった。
十分頑張ったと思う。

2003_4

なので、ご褒美と本番に気合いを入れさせる為
知り合いの皆さんに「
完走祈願のお守り」も
縫い付けてもらった
オリジナルTシャツをプレゼントした。
そして向かえた本番。

2003_2

実は前回まで着ていたシャツのバックプリントがこれだったんで

2003_1

今回のカッコはこれ!( 不真面目でスイマセン。)
Qminちゃんはスタートから12キロまでは順調だったが
そこからの上り坂で
もう歩き始めてしまった・・
歩き始めるにはまだ早すぎる・・でも走り出さないので
なんと言われても完走させなければならない私のとった手段は
『魔法の左手で押す!』『とにかく強制的に歩かせない!』
しばらく走っていると袋に入れられた氷をもらったので
後頭部を冷やしているふりをして『さらに堂々と押す!』
しかし、手のチカラを抜くと、
Qminちゃんは止まってしまう。
30キロではとうとう限界なのか、本格的に歩きだしてしまった。
押そうとすると『もう放っといて!もうやめた!』と返される
精神的に限界なってしまったみたいだ。
しょうがないので説得しながら、とにかく前にだけは進ませた。
あと5キロで完全にタイムリミットを向かえたので
『1年間の辛さと努力を思い出せ、
応援してくれている人達もたくさんいるんだぞ!
とどめには、もし完走できなかったら、絶対やめさせないし
来年はもっとキツい練習をさせる!』

と、激を入れると、どうにか走り始めてくれた
走り始めると、疲れ切っていた私には着いて行くのが
大変なほど
意外にも早い。
制限時間まであと2分でゴール・・

2003_3

無事任務完了!!
とにかくよかった
よかった。