名もなき者パンフ

『アノーラ』の翌日に観に行きました。

公開が決まって初めてタイトルを聞いたとき、「かっこいい!」と思い、

邦題もなかなかカッコいい!と思ったら、どっちも歌の歌詞から採ってたのですね。

ボブ・ディラン氏については、お名前と、「ノーベル賞とった人」という事しか

知らず、曲も一つも知らずに観たのですが、

うーーん…やはり1曲2曲くらいは予習してから観たほうが良かったかも。

 

そんなド素人の適当な感想ですが、

・エル・ファニングちゃん、大人になりましたね。

 可愛い女の子じゃなくて女性になってました。

・女性の歌手役のモニカ・バルバロさんの歌があまりにもうまいので、

 「こっちはプロの歌手なんだなぁ、ティモシー頑張れ(汗)」と思ってたら、

 彼女も歌手ではなく俳優が本業とのこと。

 アメリカの芸能界って恐ろしい。

 

上映時間が『アノーラ』と同じ、ほぼ2時間20分なのですが、

……正直なところ言っちゃいます、どっちも長く感じました。

『アノーラ』は設定がかなり好みで期待してたら思ってたのと違ったのと、

こちらは私がボブ・ディラン氏について不勉強過ぎたのが原因かなと思います。

映画としては、『A COMPLETE UNKNOWN』はオッペンハイマーと同じく、

自分は1度見たら充分だけど、作品として良質・大作なのはよく分かる。

これならオスカー作品賞も納得。という感じでした。(いや獲れてないけどさ)

…作品賞だけでもこっちで良かったんじゃないかな~~…