観てきました。
泣きました…!!
オスカル最高!
私は世代的に(40代前半)原作漫画もアニメも観たことがなく、
タイトルとアンドレとオスカルは聞いたことある、どっちかが女なんでしょ?
程度の認識だったのですが、
ある人気絵日記ブロガーさんのめちゃくちゃ面白い原作解説&映画感想を読み、
興味が沸き図書館で原作を読破し、劇場版も観てきました。
いやーー観て良かった!もう1回行きます!
公開から1か月近く経った平日の午前中というのに、
7割くらい埋まっていました。
(公開している映画館が割と少ないのと、年齢層的に平日に来やすい方が
多いのもあるかもしれませんが。)
そして物語が進むにつれあちこちからすすり泣きが…。
私の隣のお嬢さんも泣いてました。
もちろん私も泣きました。
作画が現代風だとかなんとか色々評価はあるみたいですが、
「ザ・少女漫画!」なキラッキラの絵柄が私にはドンピシャリでした。
何といっても主人公オスカル。キラッキラキラのお目目にうるうるの唇。
これでもかとゴージャスなドレスを着たアントワネット様が隣にいるのに
オスカルしか目に入らない。
子供時代から美少年(少女)~成長して美青年(美女)に育っていく過程を
大画面で堪能できる。
見た目だけじゃなく中身も男前で賢くて強くて最高。
フェルゼン除くほぼ全員がオスカルに惚れるのも分かる。
ストーリーも、文庫5冊分の長編を1時間52分に上手くまとめたと思います。
原作に詳しい方からすると、「ここ削らないで~!」というポイントはたくさん
あるんだろうなという感じでしたが、
初めて読んでまだ1週間の私にとっては、
「この長い物語をよくここまでまとめたなぁ」と感心しきりでした。
原作に登場する悪女2人と重要人物の娘さんの3人がバッサリカットされてしまいましたが、衛兵隊・ジェローデルは原作で読んだ通りに結構出番が多かったです。
主役4人(オスカル・アントワネット・フェルゼン・アンドレ)の恋模様と、
フランス革命に関するエピソードに絞って、流れ良く分かりやすかったです。
原作で読んだばかりのセリフが沢山聞けて、
ラストの展開も、エンドクレジットまで目一杯使ってできる限り盛り込んでありました。
原作漫画についてもまた書きたいと思います。
そして、今日ネットで知ったのですが、
何と1979年にフランスロケで、オール白人キャストで実写化された映画も存在するのだとか。
監督と音楽が、「シェルブールの雨傘」のジャック・ドゥミ&ミシェル・ルグラン
という衝撃。「シェルブール」と「ロシュフォールの恋人たち」は私のオールタイムベスト5に入る大好きな映画なのです。
こんな映画撮ってたなんて全然知らなかった…!
どうしよう、ブルーレイ買おうかな…。