公開を楽しみにしていたこちら。

観てきました。

 

感想:怖かった(涙)

   

『哀れなるものたち』は劇場で4回観てブルーレイも買ったけど、これは1回を最後まで見るのがやっと。

もう観れないと思う。

 

一言で言うと、「ランティモス監督が見たヘンな夢を、

思いっきり豪華キャストで予算かけて映像化してみたよ!」という感じだった。

 

夢って不条理だったり不気味だったり意味不明なものが多いじゃないですか。

しかも、皆そうか分からないけど、私は結構オムニバス形式で何本か続けて見る夢が多いんですよね。

なのでこの映画は高熱でうなされてるときに見る夢を映画館の大画面で見せられてるような、

なんとも不気味な体験をしてきました。

 

性的シーンもけっこうあり、それは別にいいんだけど、

グロいシーンも結構あって目を瞑りながら観てたんですが、

音楽も恐ろしいので、目を瞑っても耳から入ってくるのが怖かった!

「この音楽はあの人か…?」と思いつつ、エンドロールを見たらやはり

『哀れなるものたち』と同じ、イェルスキン・フェンドリックス(Jerskin Fendrix)さんでした。

 

3話のオムニバス形式。

役者はどの話も同じだけど役柄とストーリーは全然違う。

2話目の終わりでちょっと気分が悪くなりかけて、途中退場も頭をよぎりましたが、

鑑賞料金がもったいないのと(笑)、予告で散々見たエマ・ストーンのヘンな踊りが見たくて

3話目、そして最後まで観ました。

『哀れなるものたち』で素晴らしい“ゴッド”を演じたウィレム・デフォー、カッコ良かった。

(と言っていいのか分からないけど)

あと哀れなる~にもちょろっと登場したマーガレット・クアリーちゃん、

「フォー・ウェディング」のアンディ・マグダウェルの娘さんなんですね。そっくり。

原作を読むと、『哀れなる~』のベラ役は外見・年齢的にはこの人のほうが近かったのかな?とも思う。

彼女の主演映画、これがすごく好きです↓

 

 

『哀れなるものたち』が大丈夫だったからって調子乗ってすいませんでした!

という鑑賞体験でした。

やはりランティモス作品は私には重すぎるようです…。