子供達の夏休みも終わり、平穏な2学期が始まりました。
8月と変わらない猛暑の中通学する子供達も大変だし、
あっつい学校で指導してくださる先生方には感謝してもしきれないです。
…私は呑気に映画館通いしてました。
8月中旬に公開されたこちら。
2学期が始まってやっと観に行けました。
大好きなライアン・ゴズリングの新作。
いやー、予想以上に楽しくて4回も観てしまいました(笑)
(ちなみに『哀れなるものたち』も4回観た)
本来ラブコメとミュージカルしか観ない人間なので、
ゴズリング主演でなければまず観ることはなかった作品だと思います。
そういう意味でホントに彼を出してくれてありがとう。
あとエミリー・ブラント!
公開ビジュアルを見て、「こんなアクション映画に似合わないことこの上ない」
と思ってたのですが、
彼女のこのおよそアクション映画の監督には見えない、
上品で優等生で常識人なルックスのミスマッチが見事に活かされてました。
撮影現場でかぶってる園芸用の麦わら帽子の似合うこと!
(ライアンにも指摘されてました(笑))
そして風に飛ばされた麦わら帽子をかぶせて顎ひもをキュッと締めてあげるライアンの
優しい手つき。これだけで「ああ、別れても彼女を大事に思ってるんだな」と観客に納得させる。
おうちでも2人の娘さんの良きパパなんだろうなーとホッコリしました。
(父ちゃんがライアン・ゴズリングなんて羨ましすぎるぞ!)
こういうアクション映画ってお色気シーンがつきものだと思うんですが、
本作はそういうの一切無し。エミリーよりライアンのほうが露出度高い。
ラブシーンはキスのみというラ・ラ・ランド並みの健全な描写。
お子さんと一緒でも安心して観れます。
こんな面白い映画が1か月足らずで公開終了してしまうところに寂しさを感じました。
こういう映画こそ若者や子供達にもっと観てもらいたい。
(突っ込みどころとしては、中盤のアクションシーンの目標物はある動画が入ったスマホ、
終盤のシーンの目的物は音声データの入った機器で、
それを死守するためにライアン(とスタントマンたち)がめちゃくちゃ身体を張るわけですが、
今時データってクラウドというかサーバーというかに同時に保存されるよね?
スマホ動画ってクラウドから消せるんじゃないの?とか、
そういうのに詳しくない40代でも思ったので、
今時の若者から見たら更に???かもしれないですね。
事件現場には出来上がったパーティピーポーが沢山いたんだから
絶対他にも動画とってた人いただろうし、悪ノリでSNSに動画あげてるよね?とか。
監督も出演陣もアラフォーだし、そもそも80年代ドラマのリメイクらしいので、
まぁその辺はねー、こまけぇこたぁいいんだよ!の精神で大らかに観るのが良いと思います)
レビューサイトで見た、「映画はこういうのでいい、むしろこういうのがいいんだよ」
という「孤独のグルメ」的コメントが1番しっくりきました。
大画面で爆音で観るために作られた、お客さんを喜ばせるために作られた映画。
ありそうでなかなかないんですよね。
いやー楽しませていただきました。
あと、犬!犬が可愛すぎるしお利巧すぎた。
往年のアクションスターにちなんだジャン・クロードという名もカッコいい。