やる気のない小学生の読書感想文のようなタイトルになってしまいお恥ずかしいですが。

一言でいうと面白かった。

 

 

高そうなオッシャレーなお洋服を着たアン・ハサウェイ(精神科医にして作曲家の妻)が

ニューヨークの街をオッシャレ―に歩く。

もうこれだけでチケット代のもとは取れた気分でしたが。

予想外な方向に転がっていくストーリーの面白いこと。

マリサ・トメイ演じる熟年女性船長の海千山千感。

10代の若いカップルの可愛いこと。

 

登場する大人たちはみなどこか病んでいて満たされない部分を抱えているのに対し、

アン・ハサウェイの息子とそのガールフレンドの高校生カップルは真っ直ぐで純粋で眩しい。

(でもデジタルネイティブの今時の若者があんな写真なんか撮るかね。

 デジタル画像じゃなくてポラロイドだからいいかなって撮っちゃったってこと?)

 

レビューだと邦題と違ってオペラはほとんど登場しない、とあったのですが、

しっかり2作、劇中に英語のオリジナルオペラが登場します。

結構このオペラ2作がストーリーの鍵を握ってたので、邦題も外してないと思います。

面白くておかしくてほろ苦くてちょっと怖い、アラフォー~アラフィフにぜひおススメの映画です。

あと写真は安易に撮ったらアカン。という教訓も得られます。笑

 

若者が深く考えず撮った写真が大トラブルを引き起こすという点と、

マリサ・トメイがバーで出会った男性と関係を持つ、という2点で

個人的名作「ラブ・アゲイン(原題crazy,stupid,love)」を思い出しました。

 

↑ラ・ラ・ランド以前にエマ・ストーンとライアン・ゴズリングが共演したラブコメディ。

見所はライアンの腹筋が凄すぎてエマが「フォトショで修正してるでしょ?」とツッコむシーン。笑