今年初のブログです。
読んでくださる方、今更ですが今年もよろしくお願いします。
さて、大好きなエマ・ストーンの新作を観てきました。
いやー強烈だった!
R18+の映画なのでビビってしまい最初は見るつもりがなかったのですが。
新聞の広告ページで若い可愛い女性たちが「良かった」「劇場で観るべき」と
絶賛してる記事を読み、まんまと乗せられて観に行ってきました。
ちなみに私、ホラー系は一切観れません。
大好きなティモシー・シャラメの「ボーンズ・アンド・オール」なんてamazonプライム見放題で観れるけど、
人喰いの話なので見てません。
(ストーリーもだけど、ティモシーの赤毛と髪型がねぇ…)
マイベスト映画「ラ・ラ・ランド」の監督デイミアン・チャゼルの「バビロン」もビビってしまい観れてません。
さて、「哀れなる…」のR18+の要因のひとつ、グロテスクなシーンですが…
目をつぶってやり過ごしたシーンはいくつかありましたが、
合計すると2~3分程度だったように思います。
これなら許容範囲です。
後半はひたすら性的なシーンが続きますが、これはまぁ別に。
エマ・ストーンが潔い脱ぎっぷりで、ガンガンやってらっしゃいましたが、
不思議といやらしい感じがしませんでした。
細身で色白で、大きな目だけど甘くない顔立ちだからでしょうか。
エマにしかできない役でしょう。
素晴らしいと思ったのは衣装。ヘンだけど凄く魅力的。
これもエマにしか着こなせない衣装ばかりでした。
美術・衣装だけでも見る価値はあると思います。
映画自体も一言で言うなら「すごくヘンだけどすごく魅力的」かな。
「大人の絵本」「バービーのR18版」なんて意見も見ましたが、納得。
女性なら多くの方が楽しめる映画だと思います。
平日の午前中に行ったので、お客さんは50代以上が多く、男女比は半々くらい。
昭和世代のオジサンたちがこの映画を観て何を思ったのか、興味深いです。
ちなみにエンドロールが始まってすぐ席を立ったのもほとんど男性でしたが、
この映画はエンドロールの最後まできっちり観ないと勿体ないです。
退屈しないです。
面白いけど、ただ座って観てるだけなのにすごいエネルギーを消費する映画なので、
体調も精神状態も良い日に見ることをお勧めします。
音楽も映像に負けないインパクトなので、大音量で大スクリーンで観てこそだと思います。
原作も映画化の話を聞いた半年ほど前、図書館で借りて読みました。
殆ど借りる人がいなかったのか、2008年に日本語訳が出た本ですがとっても綺麗でした(笑)
原作はもっと難解だしメチャクチャだけど面白いです。
これ翻訳した人すごすぎる。