突然ですが、映画レビューです。
好きな俳優ティモシー・シャラメの最新作、↓こちらを観てきました。
映画の冒頭に流れるメロディに聞き覚えが。
1971年の映画『夢のチョコレート工場』の曲だそうですが、私は観たことがなく、
ドラマ「glee」で初めて聞いて綺麗な曲だなーと思ってました。
「Pure Imagination」
この映画でも効果的に使われていて、陰の主役と言ってもいいんじゃないかと思いました。
夢のように綺麗な曲なんだけど、ただ幸せなだけじゃなく、
寂しくて切なくて涙が出そうになる曲です。
gleeでは大きな悲しみの中に喜びもある場面、
映画では喜びの中にほのかな悲しみもある場面で使われてました。
映画本編の感想を書きなぐると…
・ティモシー・シャラメファンなら観て損は無し。
殺人も暴力も過激な表現もなく、ひたすら平和で美しい物語の中の彼を2時間堪能できます。
思った以上にミュージカルシーンが多い。
歌も踊りも本職のプロと比べたらすっごく上手!という訳ではないですが、
それでも吹替え無し(ですよね)でこれだけ歌って踊るんだからハリウッド俳優はすごいなーと。
・雰囲気としては「パディントン」とエミリー・ブラント版「メリー・ポピンズ」に
「クルエラ」をちょっと足して話の筋にうっすら「千と千尋の神隠し」を感じるような、
ハッキリ言っちゃうと話も映像もどっかで見たような感じで目新しさはないのですが、
ティモシー・シャラメ好きならぜひぜひおすすめ。
ティモシーファンじゃなくても、上述の映画が好きな方ならまず楽しめると思います。
・2005年のジョニー・デップ主演「チャーリーとチョコレート工場」は何度か観ていましたが、
そちらとはかなり雰囲気は違うと感じました。
ジョニー・デップのウォンカはひねくれた「今どきの言葉で言うと『こじらせた』?」
キテレツなオカッパ頭の変なおじさん(あくまで個人の感想です…すみません!!)
という印象でしたが、ディモシーは細身の体に長いコート、もしゃもしゃの黒髪にシルクハットが
妙にオシャレにはまっていて、風変わりだけど優しい普通の青年、という感じで。
・ティモシーの相棒役を務めた女の子、大人になって
ゴージャスにドレスアップしたらすごい美人になりそう。
(調べてみたら、お名前はケイラ・レーンさん。2005年生まれの18歳だそうで)
・オレンジの小男、ウンパ・ルンパ役のヒュー・グラント。
30年前ならティモシーの役やってたのかな???
・基本的に甘くてふわふわした物語で唯一の毒をふりまく宿の女主人にオリビア・コールマン。
こう見えてもオスカー女優。
・ミスター・ビーンが出てた!
こんなところでしょうか。
クリスマスシーズンにピッタリの、お子さんと一緒でも楽しめる可愛らしい映画です!
今年劇場で観た映画で断トツ面白かったのは「バービー」なので、
そっちの感想も今年中に書けたらいいなと思います。