とってもとってもかわいかった大好きな愛犬が突然に逝ってしまいました。


かなしくてかなしくて、泣くしかできなくて


頭もお腹も歯も痛くなるくらい、泣いて泣いて泣き明かしました。


翌日は仕事で、行く気分じゃなくても行くしかなくて


接客業として完全アウトな顔でなんとか働いてたんやけど


終わって店でたとたんにこらえきれなくてまた泣いてしまいました。


泣きながら駅まで15分歩いたけど


家に帰ってももうジロウはおらんのやって思ったら帰ることができなくなって


どうしようかと途方に暮れていたら


恋人が電話をくれました。


迎えに行くから、途中までは頑張っておいで と。


乗り変えの駅で改札をでたら、恋人が来てくれていて


また爆発的に泣いてしまいました。



実際にジロウと恋人は会ったことはなかったけど


携帯で画像を撮るたびに恋人に送ると、


『ジロウはかわいいなぁ』っていつも笑ってくれました。


いつかジロウに会わせたいなぁってずっと思ってたのに、もう叶わなくなってしまったね。



乗り変えの駅から地元の駅までかなりあるのに


『家まで送るよ』と用事もあったのに家の前まで送ってくれました。


電車の中でもずっとあたしは泣いていたけど、手をつないでずっとそばにいてくれました。


彼が送り届けてくれなかったら、あたしは家に帰ることができなかったでしょう。


本当に本当に、そのやさしさがうれしかった。


ありがとう。



家に帰ると、ジロウは小さな骨壷の中入っていました。


骨壷を抱き締めてまた泣いてしまったけど


少し気持ちに区切りがついた気がしました。



ジロウとすごした8年間は夢のようにたのしかった。


かわいくておもしろかったジロウ。


本当にかわいい子やったなぁ。かわいかった。本当に。



いつかきっと、また会えるよね。


ジロウ、あいしてるよ。