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シネマ ロケッツ

好きな映画がいい映画!

お気に入り映画にまつわるエトセトラ。
そしてときどきフットボール。

「ない袖は振れない」というが、

何かというと「袖がない」ことを持ち出すのはどうなのか。



だってないんだもん、しょうがないじゃん的な、

言い訳にして開き直っているような態度。

「袖がない」という印籠を振りかざせば、

多目に見てもらえると思っている節がある。

ないならどうすればいいのか考え、

ないなりに努力している姿勢を見せたらどうか。



久々に「ダウン・バイ・ロー」 を見て、

随所でくすっと笑い、

やっぱりおもしろいな~と再認識。



なんとなくジョン・ルーリーの近況が知りたくなって

あちこち検索してみたら、

数年前に日本のCMに出演していたときの動画を発見した。

知らなかった~。



そして相変わらずの年齢不詳。

たまたまテレビで見た宮崎某が出ている洋服のCM。

なんだ、これは?

彼女以外の出演者が外国人だし、

喋っているのも外国語、

場所もどうも海外っぽい。



そして、

わたしにはどうしても

アキ・カウリスマキの映画のワンシーンのように見えるのである。



と思っていたら、

撮影場所がフィンランドだという。



フィンランドというだけでカウリスマキっぽく見えるのか?


シネマ ロケッツ

「親の心子知らず」という。

でも、子の心もまた親は知らないことが多い。

親子なのに、

いや親子だからこそ通じない、理解し合えない不思議がそこにある。



遠く離れて暮らす4人の子どもたちを訪ねる父。

みんなを驚かせようと内緒で出かける。

飛行機には乗れない持病があるため、

列車や深夜バスでの旅だ。

驚きながらも

「パパ!よく来てくれたね!」

と喜んで出迎えてくれる子どもたちの顔、

そして、それぞれの道で成功し、しあわせに暮らしている様子を想像すれば、

長い道中も苦にならない。

しかし、顔を合わせた子どもたちは…。



一生懸命働いたのは、すべて子どもたちのため。

それぞれの夢をかなえてほしいと願えばこそである。

それが親の思い。



親の期待に応えようと頑張りながらも、

ときとしてそれが重荷に感じられる。

援助してくれたことには感謝しているが、

しあわせの形が一つではないことをわかってほしい。

それが子どもの思い。



これといった趣味もなく仕事一筋で家族のために生きてきた

父親を演じるのはロバート・デ・ニーロ。

通行人にお構いなく記念写真を撮り(しかも、いまだにフィルムカメラ)、

キャスター付きの旅行カバンを平気であちこちにガンガンぶつけながら歩く。

そのマイウェイぶりは、

まさに家庭のなかの父の姿ということなのだろう。

自分が一生懸命に育てた子どもたちは

しあわせであると信じている。



舞台はアメリカなのにもかかわらず、

デ・ニーロ演じる不器用で愛情表現が下手な父親は

アメリカ人よりもむしろ日本の父親像に近い気がしてならなかった。

それは、単に自分の父親に似ているからか。←容姿ではなく。



2009 米

監督:カーク・ジョーンズ

出演・ロバート・デ・ニーロ、ドリュー・バリモア、ケイト・ベッキンセル

桜井センリさんが亡くなったというニュースに触れ、

「バーバー吉野」は何年前の作品だったかなぁと思い出した。



2003年だった。



これという役割を担った役柄ではなかった(という表現も変だが)。

もたいまさこ演じる床屋のおばちゃんちの常連客であり、

ただ髪を切ってもらうシーンばかりだったが、

存在感のある、いわゆる名脇役の演技は

主役のもたいまさこや子どもたち以上に印象に残るものだった。



冒頭のセリフがそれを表していると思う。

桜井さんも伝説になるんだろうな。