ビオミル スイス産 BiOMill AG社
欧州では昔から知られるスイスを代表するドッグフードメーカーです。日本では知名度がまだまだ低い上に、近年はますますグレインフリー(穀物不使用)の市場トレンドで更に存在感が薄れて来てます。
現在、シリアスな穀物アレルギーを持っていなければ、わざわざ穀物をよける必要はないかと。。穀物の代替に豆・芋・黍にしても炭水化物(=ほぼ糖質)には変わりないのですから。
今回のピンフェス2016に、成犬用小粒(100g x 数百袋)を、協賛して下さる様子。
代表のMr. ステファン・ゴテ氏は人見知りらしくて、出店は躊躇とか。
『スイスの平飼い鶏』と強力な添加物が無い事が、欧州での高評価に繋がってます。スイスチキンは欧州一のブランドで、これを蛋白源に使用すると原価が高くなると言われてます。
日本での商売(マーケティング)の下手さは別にして、現在健康でアレルギーのないワンコにマッチする製品があります。
<輸入元のサイト>
<下記で多少の無償サンプルを配布中>
https://www.makeshop.jp/ssl/enquete/index.html?db=BiOMill
特に今回のピンフェスに来られない方には丁度良いかも。
もしくはピンフェスで貰い損ね方には良いかも。
サンプルは下記の様な100g小袋で送られてきます。
下ののライトもシニアもお奨めはしません。
商品名のミニは小豆サイズ(写真なし)。
マキシは大粒(写真添付)。直径20mm x 8mm程度。中心に穴あり。
上記の写真はマキシ・アダルトです。
第1推奨: マキシ・ジュニア
<成分> | 比率 % |
粗蛋白質 | 32.0 |
粗脂肪 | 14.0 |
粗繊維 | 2.5 |
粗灰分 | 7.0 |
水分 | 9.0 |
炭水化物 | 35.5 |
メーカーが云う処のジュニア用とは、大型犬の仔犬を想定しているようですが、内容的には一番炭水化物が少ないのです。
またワンコが好きそうな鶏軟骨加水分解物・全卵粉・肝臓加水分解物が含まれているにも関わらず、マキシ・アダルト(大型の成犬)より安い事が、第1推奨の理由です。 これをバリボリ貪って、ミニピンはエネルギッシュに走り回って大満足かと思います。
チーピン(七筒)スコアは69点/100。
第2推奨ミニ・アダルト
<成分> | 比率 % |
粗蛋白質 | 24.0 |
粗脂肪 | 15.5 |
粗繊維 | 2.5 |
粗灰分 | 6.5 |
水分 | 9.0 |
炭水化物 | 42.5 |
こちら小豆サイズの小粒です。蛋白質含有は中の上でしょう。その分炭水化物は当然増えてます。しかし、広告に膨大な費用を掛けているメーカの同価格帯の製品と比べると、かなり良心的です。上品なチキンの匂いが仄かにあります。強力な抗酸化剤は使用していないので、保管に知恵を絞って下さい。
<本国のサイト>
余計な余談ですが、永世中立国スイスの著名なブランドと云えば、ベストセラー兵器のエリコン機関砲、9mmパラベラム弾の短機関銃、ノバルティス等の化学・薬品メーカ、そして『平飼いチキン』ですかね。よく勘違いされるのは永世中立国=非武装です。意外かもしれませんが、武装中立国と言う表現が正しいでしょう。 徴兵と予備役の義務もありますので、一家に一丁程度はあるかもしれません。