ドッグフードのロジスティクスについて | ミニピン七筒(チーピン)と發(ハツ) 川崎と横浜の市境で。

    黒田総裁、あんまり頑張らないでもインフレの種は意外なところで芽吹きましたよ。

    煽ってパニックを企図するモノではありませんが、海運は説明がややこしいし、長くなる為、ニュースも積極的には流しません。でも業界では既にハンジンパニックと呼称されてます。

     

    この秋冬とドッグフード(北米産・豪州産)も韓進(ハンジン)破綻の影響が出そうですね。
    というか既に豪州に製造委託しているアーガイル・ディッシュ等は欠品が出てます。

     

    『40ftコンテナは川崎汽船等に載っているから大丈夫』は通じません。傭船契約で韓進のコンテナ船に載っていると、どこの港も入港拒否・荷揚げが出来ません。海貨約1.5兆円を扱っている海運・船主なので、太平洋貨物航路の約7割を占めてます。日本の船会社は自前の貨物船を沢山持つほどには、韓進(ハンジン)の低価格攻勢で体力がが削がれていたのです。

    そのため9月には西海岸⇒日本のフレイト(料金)は約5割アップになっている様子。

     

    うちではローテーションに使用しているフードの流通在庫が逼迫する前に、3ヵ月分備蓄を検討してます。普段からレア気味なフードを給餌されているオーナーさんはお気を付けください。

     

    ドッグフードの視点から記しましたが、川上の原材料や川下の製品商品も北米産・豪州産の輸入品は供給が不安定になりそうです。 私の危惧は杞憂で終わると良いのですが。。。