今朝、出勤途中に野良猫を見かけた。

 歩いてる私の目の前を横切り、建物の脇に入って行った。猫が入って行った所を覗いてみると向こうもこっちを見ていて、正面から見てみると割と若い猫のようだった。

 駅に向かいながら、

 野良猫だろうか?
 もし、野良猫なら保護出来るだろうか?
 時間を掛けてちゅ~るなど与えれば連れて帰れるだろうか?
 などと夢想してみた。

 実際は、私が借りてるマンションはペット一匹までという約束だし、元野良猫なら強いだろうからうちの子はイジメられちゃうかもって思ったりした。やっぱり無理だよなと。

 職場では、アホみたいに煙草吸ってた奴らが今日は真面目にやっていた。私が店長にチクったので、何か言われたのだろう。
 いい気味だ。ざまあみろ。いい歳こいてお金貰いながら煙草吸おうなんて甘い事考えてんじゃねーよ、バーカ。

 帰宅時、駅前を歩いてると向こうから中学生の集団がやって来て、その中の一人がお守りを落とした。落とした子も、その周りの子も気付いて無いようだったので、指を指して「お守り落としたよ!」って教えてあげた。その子はすぐにお守りを拾ったのだが、ありがとうの1言も無く、むしろ警戒したような顔をして、サッと行ってしまった。
 嫌な世の中だ。それとも私が不審者に見えたか?

 最近、ラジコじゃないラジオの魅力を再認識して、ニュースや音楽を聴くようになった。ぼそぼそ喋る人の声は、不思議と気持ちを落ち着かせる何かがあるように思えて、ちょくちょく聴いている。
 そうなると良いラジオが欲しくなり、Amazonや楽天でソニーのラジオをいろいろと見たりする。

 少し勉強して、少しうちの子と遊ぶ。

 それでもう、寝る時間だ。

 低スペックおじさんの1日はこのようにして終わるのである。