もうだいぶ前の事なのだが、某婚活アプリの日記機能で、48歳バツ1で成人する位の子供が2人いる女性の投稿を読んだ事がある。
 細かい内容は忘れたけど、

 ①私は女性としてまだまだ終わっていない
 ②私と結婚するなら年収1000万円はマスト

 みたいな事が書かれていた。

 年収は全然足りない私だが、どんな人なのか少し気になってプロフをチェックしてみた。

 見てみると普通のおばさんで、何がマストなのかさっぱり分からなかったけど、婚活アプリはこんなのばっかりだからどうにもならない。
 
 そんなのレアなケースでしょ?と言われるかもしれないが、そういう方には、そこの日記を3日も読む事をおすすめする。

 で、ついでに言うと、笑えるのが、そういう日記にもたくさんの良いねやコメントが殺到している事だ。
 どんだけ世の中の男達は寂しいのだろうと思った。
 その男達の寂しさがおばさん達を勘違いさせ、結局は誰も幸せにしないのだ。
 
 私としては、子供とかは諦めて2人で支え合って生きていきたい、2人で働けば十分やっていけるだろう、同じように考えてる人が居るのでは?
 そう思ってアプリで婚活していたが、その考えは甘かったようだ。
 子供を産み育てるには、いささか歳を取り過ぎた高齢女性でさえ、年収に関して厳しい条件をちゃっかり付けていて、マッチングすらしなかったからだ。

 約3ヶ月間、婚活アプリで悪戦苦闘してきたが、約350人に申し込みして、会えたのはたったの1人だ。
 
 申し込み後のシカトは数しれず、マッチングしてもほとんどがブロックかフェードアウト。はじめまして!って送って、それっきりとかもよくある事だった。
 最後に1人だけ会えたけど、1ヶ月半近く毎日LINEでやり取り続けて、一回会ってフェードアウトで終わり。さすがにコスパが悪過ぎるし、心にダメージも残った。

 それで、こういうのはもう続けられないということで、婚活アプリから結婚相談所に移行する事に決めたのである。
 結婚相談所だからって楽観はしていないが、さすがにブライダルネットよりはいくらかマシだと、信じたい。

   『ブライダルネット編 完』