「婚活回想録−前書き」とかカッコつけて書き始めたけど、前書きも何も、婚活での出来事を、順序立てて分かりやすく、説明出来る自信が無い。

 なので、ざっくばらんに書いて行こうと思う。


 前回の婚活では、5人と会って、結果は全滅。

 1次面接落ち3人。

 2次面接落ち2人。内1人棄権。

 

 活動期間は1か月半位か。


 年齢的には私が当時35歳で、会った方達もみな同じ位だったと思う。

 その当時はまだ自分も今より若くて、多少は需要があったと思われる。なので短期間で5人と面接出来たのだろう。面接が5人なので、マッチング自体はもっとしてたはずだ。


Aさん 映画関係者  ☓

Bさん 会社員 バンドやってて愛読書が夏目漱石の「こころ」  ☓

Cさん 会社員 総務 運転好き  ◯☓

Dさん 業界誌ライター  ◯☓棄権

Eさん 看護師   ☓


Fさん 介護士 番外編  ◯◯☓

だったかな。



 番外編でもう1人と会った。介護士のFさんで、その人とはマッチングしたものの、なかなか会う感じにならずメッセージを細々と続けていた。

 ある時に「会いませんか?」と誘ってみたけど断られた。断られても、昔の自分は引き下がらずに「せっかくマッチングしたんですから婚活で会うんじゃなくても、婚活の情報交換とか出来ると思いますから会いませんか?」とか、訳わからない事を言っていたものだった。

 彼女はそれでも会ってくれようとしなかったが、メッセージのやり取りは続いていたのだ。ディズニーの可愛らしいスタンプを送ってくれてたのが印象に残っている。

 ある日の夕方、突然に彼女の方から「今すぐこれから会おう」って言ってきてびっくりした事があった。

 突然だったし、仕事で疲れてたし、次の日も早いしで、「また今度にしませんか?」って言ったんだけど、今じゃないともう次は無い、みたいな事言われて、会いに行ったのを覚えている。 

 有楽町で待ち合わせて、駅前のビルの中に入ってる居酒屋みたいなところで、軽く飲んで少しおしゃべりした。

顔写真無しの方だったけど、彼女はスラッとした細身の美人さんで、ちょっとびっくりしたものだった。


 急に誘って来たから、何か婚活で悩みでもあるのかと思ったけど、なんにも無くて、普通におしゃべりして解散した。  


 今でも彼女があんな急に会おうって言い出した意味がさっぱり解らない。


 続きます