昼休みだが、ブライダルネットを開く気も起きない。通知が来てない以上、アプリを見る意味が無いからだ。

現代はハイスペック男性に人気が集中して、私のような低スペックは肩身が狭い。完全にハイスペックブームが来ている。

ただ、世間の流行り廃りというものは、ある一定の周期で循環していると思わないだろうか? 

例えば、兵隊さんの水筒を例にしよう。
現代では多機能で高機能な水筒がいくらでも安価に売っている。見た目も格好良い。
しかし、私的にはそんな現代の水筒よりも、昔の兵隊さんが使っていたような水筒に惹かれるのだ。なぜだか分からないが、兵隊さんの水筒が欲しい。純粋に、兵隊さんの水筒の方が格好良いと思うのだ。

これこそ、流行が一周回った例ではないだろうか?新しい物が陳腐化し、忘れられていた古い物がまた主役として登場する。
世の中の流行り廃りとはそういうものではないだろうか?

またそれとは別に、私事で恐縮なのだが、若い頃、便所のサンダルがカッコ良いと思ってた一時期がある。
そこで、便所のサンダルみたいなの買って来て、それ履いて普通に外出とかしていた。みんなが履いてる革靴やスニーカーより、断然カッコ良いと思ったのだ。シンプル・イズ・ベストだろうと。
飾らない格好良さみたいなのが、本当は格好良いって思ったのだ。
飾り過ぎも格好悪いぞ、それならいっそ何もしないのが良いんじゃね?みたいな。

まあ、その便所サンダルも元ネタがある。ビートルズの「アビー・ロード」というアルバムにポール・マッカートニーが背広に裸足で歩いてる写真があるのだ。それを意識していたのだ。裸足と便所サンダルでは全然違うのだが、若き日の私は、便所サンダルで街を闊歩していたのだ。

そんな感じで、流行が一周して、低スペック男性も引く手あまたになる世の中が、


来るわけないか(笑)