執行猶予。
響きが悪いですね。でも、信用情報に問題があって、その回復に5年かかる、となれば、それはもう、他に適当な言葉が見つからない(笑)
この信用情報問題で妻には色々とありました。
その1、「社会的にダメな人間だ」
妻は、ローンが組めない、与信NGなのは、社会的信用がない証拠、だと思っていた節があり、今回の件で、かなりのダメージを受けたようです。
特に実の兄に「転職ばっかり繰り返して、それみたことか!」などと思われてしまった(どうもそれは単なる妻の思い込みで、実の兄にそのようなことを言われたわけではない様ですが・・・)のが、かなり辛かったようでした。しばらくはこの件を口に出すのはタブーみたいな雰囲気がありました。
が、しかーし、私はあえて、周りに妻の状況を笑って話すようにしていました。何故か、というと、別に犯罪を犯したわけでもない、ましてや、5年たてばリカバリーできることで、恥ずかしいことではないんだよ、というのを妻にわかってほしかった、というのがありました。
結局、1年もしないうちに妻も自分から「いやー、今ブラックリストに載ってるのぉ」などと笑いながら話せるまでに前向きになりました。よかったー!
その2、「カード自動解約」の憂き目にあう。
この頃、妻は問題のファミリーマートTポイントカードの他に、数社のクレジットカードを契約しておりました。
ところが、この件が発覚してからしばらくして、そのうちの1社から、自動解約のお知らせ、なるハガキとともに、カードを解約させられてしまいました。
これも相当なダメージを受けたみたいで、ちょっとした自暴自棄になってしまい、「それなら、メインの1枚を除いて、クレジットカード全部解約してやる!」と、まあ、結果的には、非常に良い方向に進んでくれたので、こちらとしては万々歳、でしたが(笑)
その3、第一子、長女出産。
信用情報問題で、精神的にちょっと参っているときに、ちょうど長女の出産がありました。
この件も影響してか、(もちろん他にも大きな要因があるのですが・・・)妻は、産後うつ、になってしまいました・・・。最初の2年間は、正直、私も妻も非常につらかったですね・・・。まあ、この話はこのブログの趣旨とは離れてしまうので、いつか機会があったら別の記事に書くかもしれません。
とまあ、今は元気なのですが、やっぱり人間、何かにつまずくと、その影響って色々あるんだなぁ、って思わずにはいられない出来事でした。