燃料コックのダイヤフラムの変形を解消して、何の不安もなく八戸一泊ツーへ出かける事ができた。
ん~、でも実は不安っていうのは、マシンからくる部分と別にもある。
そんな部分を補うおまじない。
【八戸一泊ツー おまじない】
マシンの不安、突如として現れるエンジンストールは解消できた。
ところがまだ不安はあった。
一泊ツーっちゅうもんをまだ体験したことがなかったし
今までの人生史上、最長のツーリングになる。
そういうところで、自分の集中力が、しっかり持続して無事に帰ることができるか?
そしてメンバーだ。
無茶苦茶な走りを容易にこなす、熟年二人が同行する仲間。
熟年なら問題ないんじゃない?って思うかもしれないが
この二人がチームの中で最も速い。
そして車種的な問題。
二人のバイクはどちらも逆車。おれのは国内仕様。
明らかなパワーの違いがあって、どうしたらいいものか悩む。
ツーリングにあわせて逆車買っちゃいましたよぉ~なんて出来るわけない。。。
そんな時にネットで発見したおまじない。
同じ時間内なのに、何故かちょっと遠くまで行けちゃうおまじない。
詳しくは書かないけど、メーターの裏に施すおまじないだった。
半信半疑ではあったけど、とにかく時間もないので試しにやってみた。
おれの話にちょくちょく出てくる無料高速で、その効果の程を試す。
半信半疑ではあったけど、確実におまじないは効力を発揮していた。
これで逆車との差を縮める事ができた。
ところが、これによって新たな不安が。。。
おれ大丈夫?
命の危険。
自制心を途切らす事無く、無事に帰れるか?
ここはもうメンタルに対するおまじないしか無かった。
スピードメーターに妻と娘二人の3人で撮ったプリクラを貼った。
はたから見たら、ちょっと恥ずかしいことかもしれない。
でも、おれにとっては家で待つこの人達がいる限り、無事に帰る義務がある。
スピードメーターに貼ったのは、スピードを確認するときに必ず目に入るから。
機械的なリミッターが外れても、精神的なリミッターは外しちゃいけない。
で、当日。
明け方まで降り続いた雨が上がり、先が不安だったが空は持ちこたえてくれた。
高速ではやっぱり前述の二人が時間短縮を図る。
おまじない効果でついていくことは出来た。
その日の夜、屋台村?で飲んだ。
楽しい時間だった。
ツーリングに行って酒を飲む=無事。
これが醍醐味なんだと、二人にじっくり教わった。
さて、帰り道。
この日は初めから高速を走る。
途中、春日部ナンバーのモトグッチに遭遇。
青だったか、なんかおしゃれな色のレザーのライダースに
白いエンジニア?だったかは忘れたけど、素敵な装いのライダー。
どんな格好をしていようとも、ライダーの性分ってのは変わらないもんで
おれらが抜くと明らかにペースアップをして付いて来た。
何度も抜いたり抜かれたりを繰り返して、途中のサービスエリアで一緒になった。
その人の第一声は「めちゃくちゃ速いですね」だった。
タバコを持つ手が震えていたので、寒かったか、よほど頑張ったんだと思う。
でも、この一言が出る人に、おれは悪い人は居ないと思っている。
素直に生きるのが一番いい。
行き過ぎたプライドや、過剰な自信、単なる勘違いな傲り。
バイクに乗り続けるにはそういうもんは要らないと、「今は」思える。
さ、脱線してしまったけど、こうしておまじないの効果?により
無事に家族の元へ帰ることが出来た。
単なる機械だろって思うかもしれないけど、ライディングには心の要素が実は大きく関与する。
事故を起こせば、命の危険度は車よりずっと高い。
だからこそ、心・技・体の全てを磨いていかないと乗り続けるのが難しいんだと思う。