たのしいきもの 叶やさんにて開催されている『 “琉球紅型” 下儀保知念家10代目「知念冬馬」展』へ行ってきました
(2022年9月9日~9月12日)
叶や Kさんの「体験型美術館」という優しいお言葉に甘えております・・・
“紅型三宗家” 知念家十代目 知念冬馬氏がお見えになっているということで、足を運んでまいりました。
月桃(知念家伝統柄)やゴールデンシャワー(冬馬氏オリジナル柄)といった代表的な柄もあり、これまでのびんがたのイメージ(色柄はっきり・大胆な色使い)とは違うやわらかい世界が広がっていました。
見れば見るほど、あれもこれも気になり目移りするばかり
色(配色)のこと、図案・型紙のこと(彫ってはみたけれど、一度も使ったことのない型紙があるとか)etc. 作り手さんからでないと聞けない貴重なお話しを聞くことができました。
この他にもびんがたの話しからは反れますが、色の特徴のお話しもしていただきました。
とても素敵な時間をありがとうございました
ドクダミ柄のきものの前で。ハッシュタグをつけないという約束で掲載の許可をいただきました。
この撮影のためマスクを外しています。
これは返って失礼かな、、、と悩みつつ〈大カテゴリー〉だけ合わせてみました。
きもの・・・夏牛首紬(附下げ、となみ織物さん)
帯・・・琉球びんがた(城間栄順氏・風鈴仏桑華、京商さん)、帯揚げ・・・kikuju special days 2022
帯締め・・・有職組紐 道明(冠組 鶸茶)
このなかに使われている〈グレー〉だけでも赤みがかっている・黄みがかっている、藍からのグラデーション、といった微妙な色使いがされているそうです。
三宗家の色使いの話しはできます!――と冬馬氏のお言葉です。
この帯をもっと好きになる、為にもなるお話しでした。
勝手ながらLinkを貼らせていただきました。不都合がございましたら、ご連絡くださいませ。
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