昔から自分で「俺(私)、頑張っている」と自分で言っちゃう人が苦手だ。
そんな人に限って、あまり頑張っていない。頑張っているかいないかは、その姿を見ている周りの人が決めることではないだろうか。
「俺だって頑張っているのに」「私だって精一杯やっている」ーー。自分の体力ぎりぎりのラインまでやっている人は、しんどくてそんなことをいう余裕すらないはずだ。「頑張っている」と言っちゃう人は、まだ余裕がある。そういう言葉を発することで自己承認欲求を満たそうとしているというと言い過ぎだろうか。
同じような言葉に「忙しい」もある。「あ〜、忙しい」とか「今、忙しいから後にして」とか言う人も、やはり信用できない。そういう人は実はそんなに忙しくない。忙しいと連呼することで、自分が職場でいかに重要なポジションにいるかということをアピールしたいか、もしくは、これ以上仕事を振られないための「防御策」で吹聴している気がする。どちらかといえば、暇で大して働いていない人ほど「忙しい」と言いたがっている気がするのだ。
逆に「忙しいって割には成果が上がってなくね?」とか、「頑張っていてそんなレベルなの?」とか思われちゃうかも、とは思い至らないのだろうか。キャパが小さいと思われるのが嫌ではないのだろうか。
自分よりポジションが上で、社内でより重い責任を負わされている人は一見分かりづらいが、もっともっと忙しいし、もっともっと頑張っている(はずだ)。
だから、むやみに「私は頑張っている」とか「忙しい」と言わないことだ。黙って、さも大したことないように、さらっと仕事を終わらせる。それでも人は見ているから「忙しそうだね」と言ってくれるだろう。そんな時でも「いやいや、そうでもないよ。○○さんよりマシだよ」と言えるようになりたいものだ。
