上がらない給料、年収300万円の時代と言われて久しい日本。
人件費が安いと言われる中国。日本のテレビや新聞では格差に苦しむ中国の民衆の特集ばかり目立つが、実際のところはどうだろうか。
実際中国人の給料は地域、職種、職場によってかなりの差があるのだが、一般的に北京や上海、広州など大都市のホワイトカラーの新卒はおよそ4000~6000元(6万~9万円)。1年ぐらい経つとすぐに昇給するので、2年~3年働けば1万元(14万円)を超える給料をもらえる。昇進して管理職になれば2万元(28万円)前後に給料がハネ上がる。管理職に出世だというと日本ではすごいことのように思われがちだが、中国では実力主義で、労働年齢も若い。おまけに経済は日本と違って成長している状態なので、企業も成長するにつれ人をどんどん雇うから管理職の数も当然増えていくので、20代のうちに管理職になっているのは結構ザラである。それでは、生活費はどれくらいいるのだろうか。
中国で一番物価が高い上海を例とする
賃貸 これが一番の出費となるが、1LDKの30平米クラスのアパートだと中心部2500~3500元、郊外になると1500~2000元。もっと狭い日本みたいなワンルーム(風呂トイレ共同)だと1000元程度で済む。
食費 外食か自炊にもよるが1000元前後。
外食ではKFC、マックは最も手軽で安い店となった。
通信費や交通費 500~800元 地下鉄3~4元。
娯楽費 カラオケ 50元 ビリヤード 20元 ネットカフェ 1H3元
焼肉等の宴会食 1回100元 映画 60元
週末出費300×4=1200元
その他 服はブラント品ではなく普通の若者のカジュアル店だと150~200元。シャンプーなどその他雑貨品とかも合わせて800元 1元=14円で計算
合計 多めに見積もって5000元程度でそれなりのリア充生活が楽しめる。ちなみに、これは決して日本人が目もくれない汚い店や粗悪品を買うのではなく、日本人の平均的なサラリーマンのライフスタイルをモデルにしたケース。娯楽費を節約したり、自炊を心がけることで3000元以下に抑えることはもちろん可能だ。逆に、豪華マンションに住み、タクシーに乗り、高い服など贅沢な生活をするといくらあっても足りないのは言うまでもない。ちなみに、警備、工場、店員、清掃などブルーカラーの仕事は3000元程度の給料だが、寮と食事付きの場合がほとんど。
ちなみに、上海で日本人現地採用の場合、特に何かスキルがなければ8000元前後が相場のようだ。実にうまい具合に設定されていると感じた(笑

お昼を済ます深センの人々