本日の注目指標であったHSBC製造業PMI速報値は51.9。直近24ヶ月の最高値であり、指数は金融株の買いによって上昇した。しかし、その他のセクターはいまいち反応が鈍かったため、最終的に指数は高い位置から振り落とされ、出来高も昨日と比べて大幅に増加することとなった。
上海総合 引け値 2302.60ポイント ↓18.31 ↓0.79%
売買代金 1356億元 1元=約14円
セクター別では、航空、造船などの銘柄が上昇し、環境保護、石炭、農林漁業、不動産などの銘柄が下落。市場全体では約9割の株が下落。
投資会社によると、HSBC製造業PMIは、過去24ヶ月の高値を更新した。これは、新興産業の成長や製造業の拡大、原材料の購入と生産を促す結果となる。外需は依然不透明であるものの、内需による需要がこれから数ヶ月間、中国経済の成長を引っ張ることになる。中長期的に見た経済成長は株価の上昇トレンドを作り出すが、テクニカル的には十字の陰線で出来高も明確に増大しており、資金の逃避は明らかで、短期的には今後弱気になる可能性が高い。
市場関係者によると、今日のような相場は、銀行株の上昇に支えられた結果によるものであり、銀行セクターの風向きが変わると、空売り勢の勢いは急速に増すだろう。今の相場は守りに転じずつあり、これまでの上昇幅が大きかったセクターの利益確定が中心となるので、慎重に市場を見守る必要がある。逆に、業績が伸びている業界及び政策面で恩恵を受けている銘柄:例、農業、医療、環境エコなどは引き続き注目した方が良いだろう。

