川井郁子 10/1 鎌倉芸術館 「ヴァイオリン・コンサート」に行った♪ | 東方神起&山崎まさよしと音楽あれこれ

東方神起&山崎まさよしと音楽あれこれ

東方神起と山崎まさよしが好きだけど、他にも好きな音楽がたくさんあって、一つに絞れない!そんなブログです。

こんにちは

ご無沙汰しておりますm(_ _ )m

環境の変化があり、ブログを更新できませんでしたが、
音楽はいろいろ聞いてましたよ~。

さて、3カ月ぶりのコンサートに行ってきました。

念願だったこの方のコンサートです。


川井郁子 10/1 鎌倉芸術館 「ヴァイオリン・コンサート」

「嵐が丘」を聞いてから、
コンサートに一度は行ってみたい!!!
と強~く思っていたので、ウキウキワクワクしながら会場へ向かいました。

玄関はこんな感じ





















会場は、それほど大きくなく、生音をきくのにはちょうど良いサイズでした。
私の席は1回席のど真ん中ビックリマークベストポジションで堪能しました。


生で見る川井さんは、私の想像とは違い、親しみやすくてたおやかな女性。急遽追加した曲や、プログラムの順番を変えたりと、わりと自由な感じでクラッシックのコンサートに来ている感じがしなかった。ほとんど譜面を見ることなく、客席を見渡しながら楽しく情感たっぷり弾いている姿が美しいキラキラ音に表情というより、感情がある。表現力が豊か。まるで、歌詞がある曲を歌っているかのように、感情が伝わってくる。じれったさを表しているところでは、思わず手に力が入り拳を握ってしまうほど。


コンサートは2部構成。1部は映画音楽を中心とした名曲。2部はフィギュアスケートで使用されている音楽を中心とした名曲。川井さんが編曲した演奏を羽生選手が使っていたのに、驚きました目
クラシックコンサートだから演奏曲が予めパンフレットに記載されているので、演奏曲目順に一言感想(一言でない場合もありますあせる)を記します(初の試み。どうなることうやら・・・)。どうぞ、よろしくお付き合いください。

≪第1部≫ 映画音楽と名曲
1.慕情・・・切なさ
2.ニューシネマパラダイス・・・情感
3.ロミオとジュリエット・・・優しさ(この曲の弓使いが柔らかくて優しい)
4.ゴジラ・・・重厚感
5.宇宙戦艦ヤマト・・・敬意(作曲者の宮川氏は師匠。東京の父と慕っていた)
6.天国と地獄・・・優しく楽しい(お子さんが運動会でリレーの選手になったからと、急遽追加演奏)
7.歌劇「カルメン」よりアラゴネーズ、ハバネラ・・・真骨頂(舞台でカルメン役をヴァイオリンを弾きながら演じたそうだ。とてもピッタリ)
8.追憶の海(映画「北のカナリアたち」より)・・・情景(川井さん作曲。映画の情景が目の前に広がる曲)
9.黒い瞳・・・卓越した表現力(女性のジプシーに男性が恋い焦がれた様子を歌ったロシア民謡。男性のじれったい恋心を的確に表現していた。思わず手に力がはいってしまった。まるで歌詞がある歌を聞いているようだった)
10.チャールダーシュ・・・繊細かつ大胆(思わず引き込まれる演奏)

≪第2部≫ フィギュアスケートの世界と名曲
1.オー・シャンゼリゼ・・・軽やか(もとはイギリスの通りを歌った曲だったが、全く売れず、シャンゼリゼにしたら売れたのだとか。そんな逸話のある曲)
2.ジュ・トゥ・ヴ・・・優雅(サティの名曲。タイトルの意味は「あなたが欲しい」)
3.「仮面舞踏会」より"ワルツ"・・・軽やか(優雅にステップを踏んでいる感じ。浅田選手がスケートをしている様子が思い浮かぶ)
4.リチュアルダンス(火祭りの踊り)・・・躍動的でエキゾチック(浅田選手の新しいプログラムの曲。こちらも急遽追加された曲)
5.ポル・ウナ・カベーサ・・・軽快(テンポがよい。こちらも浅田選手のプログラムで使用された曲)
6.ホワイト・レジェンド~「白鳥の湖」より~・・・荘厳(和のアレンジ。川井さん編曲。羽生選手がプログラムで使用。ソチのエキシビジョンでも使用。復興の祈りが込めて使用しているようだ)
7.恋のアラフェンス~レッド・ヴァイオリン~・・・切なさ(こちらも川井さんが編曲。ミシェル・クワンさんや荒川静香さんもプログラムで使用)
8.ふるさと・・・原風景(とても美しい旋律。川井さんの小学校時代の思い出が詰まっていた)
9.リベルタンゴ・・・艶やかでクールでたおやか(タンゴを踊っているように感じた。それもそのはず、タンゴを習っているのだとか。いつかは、タンゴを踊りながらヴァイオリンを弾いてみたいのだそうだ。見てみたい!)

≪アンコール≫
1.アメイジング・グレイス・・・光(透明感がある美しさで祈りすら感じる演奏。この曲は、イギリスの牧師作った曲。奴隷貿易に関わり苦しんだが、それでも神は赦しを与えてくれたことに対する感謝を歌った曲)


川井さんの真骨頂はタンゴなどの情熱的な曲だと思うのですが、表現力が豊かなのでどの曲も素晴らしいです。川井さんの演奏は「繊細かつ大胆」。この感動をどうしてもご本人に伝えたくて、サイン会に参加しました。感想を伝えると、喜ばれた様子。間近で見る川井さんは、美しかった!まとっている雰囲気も美しかったです。


コンサートの中で、「ピアソラのようにジャンルにとらわれずに自分のジャンルを確立したい」とおっしゃっていたけど、「川井さんならば実現するのだろう」
と確信したコンサートでした。


サイン















購入したのはこちら



The Melody~100年の音楽~/川井郁子

¥3,240
Amazon.co.jp