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こどもごはんLabo
ぱくぱくごはん
おおいまきです。
 
まき先生って呼ばれてます^_^
 
 

2024年 こどもたちの力を信じて

新しいプログラムでこども料理教室を

リニューアルします。

どうして変えようと思ったのか

私の失敗談から想いを書いてみます。

 

 

 

  何もできない子でした凝視

 

「食べたものでカラダができている。」

 

私はずっとこれを信じて食生活に気をつけてきました。

コンビニ食やファストフード、外食も多く食べさせてこなかった子ども達です。

そんな食事を美味しく感じるのは仕方ありません。

 

SOSが出た後

改めて今まで食べてきた手作りの食事の大切さを実感しました。

 

「簡単に手に入る美味しい物は、あまりよくないものだったんだ・・・。

食べ続けたら、しんどくなってしまう。」

 

そしてここまで来てしまった娘を見て

普段、食事を作るのは私だけの仕事。

娘達には、時間と手間がかかると言い訳をして

お手伝いをあまりさせてきませんでした。

お手伝いをさせると「かわいそう」と家族に言われるのも嫌だったんです。

 

結果、何も出来ない子に私がしてしまっていました。

 

なんとなくの作り方はわかっていても、体験をさせていなければ

できないんですよね。

お米を研ぐ、炊く。ラップに包んで冷凍する。

だしを引く、野菜を切る、おみそ汁にする。

 

頭ではわかっているのに、普段の習慣になっていなければ「面倒くさいこと」。

ましてや、やらせていなければできるわけがないんです。

でも、これさえできていればここまで苦しくなかったはず。

 

・・・我が家の娘はほとんどなにも出来ない子で、一人暮らしを始めて

ようやくこのことに気づき、体調を崩すと言うお粗末な結果となってしまいました。

 

あれ?

私がやっているこども料理教室は

娘を育てた失敗と同じ事をやっちゃってるじゃん!!

 

  いままでのkidsレッスンは「イベント」にすぎない

 

こんな反省を活かすために

私は「こども料理教室」で作る楽しさをしってもらいたい!

と思いながらレッスンをしてきたのですが、

「一緒に作ってきた子ども達が一人暮らしを始めたら

何でも作れるようになっているのだろうか?」

と疑問を

抱くようになりました。

 

いままでのkidsレッスンは私が提案したレシピに沿って料理を作ってきました。

通い続けてくれている子ども達は

包丁は手を添えなくてもでき、加熱調理も上手にできるようになってきました。

 

でも・・・

一人でできることは増えてきても、一人で生きていくための力を授けることは

できているのかな?

イベントとして楽しい料理教室に通ってくれていても、

役に立つ教室になっているのかな?

子ども達のやってみたいをちゃんと叶えているのかな?

何をつくりたいのかな? おうちでできるようになっているのかな?

 

楽しい料理教室+自立できる料理教室にしないと

通った意味がなくなっちゃうな!と思えてきました。

 

  こども会議でやってみたいことを聞いてみよう!

 

何が作りたいんだろう・・・。

○月はどうしよう・・・。

私が決めたメニューって楽しいかな?

子ども達にきいてみたいけど、皆に聞くのは大変凝視

 

 

私がこどもの頃、大きい子と小さい子が入り混ざって遊んでいて

遊んであげたり、遊んでもらったりして喧嘩があっても子ども達で

解決していました。

 

今はそんな関わりがなさそうです。

 

だったら、

ここに通ってくれている子ども達を集めて

会議をして意見交換の場所を作ってみたら面白いな。

 

小さいから言えない。大きいから意見が通る。

そんなことがないようにみんなの意見を尊重できるようにしてみよう。

 

「こども会議」でメニュー作りをお願いしてみよう!

と考えてみました。

 

そうすると、何を食べたらいいか分からなくていつも適当に食べていた

娘の経験と違い、メニューを考える力がつくのではないかと思ったんです。

 

また、発言する勇気、聞くチカラ、譲り合い、意見を通す、など社会性も一緒に身に付いたら

今後の成長に影響してくれるのではないかとも思います。

 

  調理は一人で。

 

皆で考えたメニューなら、与えられているわけではないので作りたい!

と思えるかな?

 

例えばメニューが

ごはん、おみそ汁、ハンバーグだったとしたら。

こんな質問をしてみよう。

 

~作る順番を考えてみよう~

◎ハンバーグの準備

■ハンバーグを焼く。

○野菜を切る

☆お米を研ぐ、水につけておく

★煮干しを水につけておく

△ごはんを炊く

▲みそ汁を作る。

※盛り付け

 

工程を並べてみよう!

というところから一緒に考えてみます。

 

作るのは2人分。すべて一人で作ります。

考えた工程に沿って進めていけばパターンがわかってくるはず。

 

最初から難しいことはしません。

家でも繰り返しできるように自信を持って作ってもらおうと思っています。

 

簡単な事から繰り返し体験することで

「面倒なこと」から「当たり前のこと」と思っていけるのではないかと

考えています。

 

 

続く・・・。