6ソウが埋まった瞬間











私は勝ちを確信した










他家に譲るわけにはいかない親番










待ちは3.6.9ソウ。打点は12000点。










今までの経験からしても










良くて1発ツモ









悪くても3巡目にはツモりあがるだろう










私の捨牌に4ソウ5ソウと並べられているが










問題はない









山との勝負










この捨て牌を見て澤田さんがつぶやいた












澤田さん「ソウズ待ちはねぇだろ」










1ソウ、7ソウと押され









あっさりとタンヤオのみをアガる澤田さん










澤田さんの手牌にソウズは










案の定1枚もなかった。








杉原さんだったらこう言っていただろう











杉原さん「並の運量じゃないね!君は!!」









ちなみに澤田さんは配牌が良すぎて










澤田さん「何切ればいいか分からない、、」










頭を抱えていた事がある。









本当に迷惑な話である。










麻雀において運の要素は











9割は占めていると私は考える。










プロスポーツの世界では麻雀だけだろう










ルールを覚えたばかりの素人が










プロを打ち負かす事ができるのは










ジュクの雀鬼こと桜井さんは










運にも様々な種類があると語っている














天運と地運










天運とは、人知のはかり知れない










自然からの運。










地運とは、人の行いによって










積み上げられてくる運。










地運を最大限に積み上げる方法がある










今回は特別に











このブログを見た皆さんにだけ教えよう。










それは













フリテンリーチの七対子ツモ











これをアガると、本当に場が混沌とする










提唱者はパイオニアの上田君











負けがこみ、流れの悪さを感じると










上田君は執拗にフリテン七対子を狙ってくる 










中々成功する事はないのだが










そのフリテン七対子が決まった時










上田君の地運は最高潮に達し










運に亀裂が入り









流れは完全に











上田君のものになっていた。












私も何回かチャレンジした事があったが










大体他家に放銃か、親被りだったように思う











話は変わるが、俗に言う人生の成功者










そんな成功者達は











凄まじい運を持っているはず










もしそんな成功者達とサンマをしたら・・













ビル・ゲイツ「ウーン、、ダブリーデス。」









ビル・ゲイツ「ツモ。4000オールデス。」










ビル・ゲイツ「ンン、、ヨクミタラ、、」











ビル・ゲイツ「テンホーデシタ。」










チャヤまん「ぐむむ、、」











トランプ大統領「チャヤまん!」










トランプ大統領「お前の抜いた華牌」










トランプ大統領「500万ドルで買うぞ!」











チャヤまん「ぐむむ、、」










私では恐らく相手にならない。










高須院長クラスならば戦えそうかな。












先日道場で











ラスベガスで行われた麻雀世界大会で










審判長を務めた










ルーク・モーガン氏と麻雀を打った。











宜しくお願いしまーす。










ルーク「私日本語あまり得意ではないです」











チャヤまん「ワタシモデス」










つかみはバッチリだった。










ルーク審判長がいるという事もあり










普段打っているゲリラ的な










6ピン切ってリーチして









待ちはペン3ピン。











一手変わりでスッタン










のような









芸術性に欠ける麻雀ではなく











しっかりとした麻雀を私は打った。









オーラスのアガリも非常に秀逸だった。











2巡目に8ソウを対子から切り










6.9ソウ待ちでソウズの混一色をアガる。











もとい










ソウズの











ホンイチをアガる










ホンイツではなくホンイチと言わないと










バビィさんに怒られるような気がした。










昭和の時代なら











麻雀新撰組にスカウトされているような










見事な麻雀を打った私。










闘牌後、ルーク氏が私にこう言った。











ルーク「あなたの麻雀、、本当に」












ルーク「カッコ良かったです。」










ルーク「本当にありがとうございます。」













チャヤまん「タマタマデス」











チャヤまん「セキガフイテマシタ」











席が噴いていた意味を










ルーク氏が理解できたかどうかは










分からない










しかし










ルーク氏の表情は










凛と輝いていた。











猛者との出会い編に続く。