去年の春に行った山梨県の河口湖近くの
 
『富士御室浅間神社(ふじおむろせんげんじんじゃ)』。
創建は、文武天皇三(699)年、
 
藤原義忠により富士山の二合目に
 
奉斎されたと伝えられています。
 
 
生没年が神社の創建の年と重ならないので
 
違うかもしれませんが、藤原義忠(ふじはらの
 
よしただ、又は のりただ)は、人物事典によると本
 
藤原不比等の子 宇合(うまかい)の子孫で、
 
東宮学士(律令制で皇太子に経書を講説する官)と
 
大和守を兼ね、38歳のとき金峯山を参詣し、
 
帰る途中に吉野川で船が転覆し溺死した方だそうです。
 
狛犬が大きかったです。

 
富士山の麓に数多く鎮座する浅間神社の
 
御神体である富士山は富士山、今は沈静化
 
していますが、昔は火山活動が活発で
 
奈良~平安時代には常に噴煙を上げ、
 
多くの噴火があったと記録されていますメラメラ
 
 
噴火を繰り返す富士山の山頂には
 
“浅間大神(あさまのおおかみ)”という
 
神様が存在すると考えられ、
 
その神に祈りを捧げ噴火を鎮めるために
 
多くの浅間神社が設けられました。
 
 
人々は富士山を火の山(あさまのやま)として
 
火の神(あさまのかみ)の怒りに触れないよう
 
様々な祈りを捧げていたといいます。
 
(「あさま」の意味については諸説あるそうです)
 
浅間神社の御祭神は浅間大神
 
(あさまのおおかみ)で、
 
木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)の
 
別称だとされています桜
 
 
木花咲耶姫命は、神話の天孫降臨の際
 
天照大御神の孫である
 
天津日高日子番能邇邇芸命
 
(あまつひこひこほのににぎのみこと)が
 
地上に降りてきたとき、笠沙の岬で出会い
 
あまりの美しさに、すぐに結婚を申し込み
 
二人は結ばれましたが、一夜にして懐妊したため
 
自分の子ではなく国つ神の子であろうと
 
邇邇芸命が疑ったので、
 
 
木花咲耶姫命は
 
「私の子がもし国つ神の子であれば
 
無事に生むことは叶いません。
 
もし天つ神の御子であれば
 
無事に生まれてくるでしょう」
 
と言って、すぐに出入り口のない
 
大きな御殿を作ってその中に入り
 
土で塗り塞いで御殿に火をつけメラメラ
 
その中で無事に三柱の御子を生み、
 
潔白を証明したといいます。
 
 
木花咲耶姫命と邇邇芸命が出会った
 
“笠沙の岬”の地名は
 
鹿児島県南さつま市笠沙町として
 
今もあるそうです。
 
 
鹿児島で出会ったのに、なぜ
 
木花咲耶姫命が富士山の神様と
 
されているのか、詳しいことは
 
わかってはいませんが、
 
その美しさが富士山と重ねられたキラキラ
 
または美しいけど怒ったら激しい感情を見せる姿が
 
富士山の美しさと噴火したときの激しさに重ねられたメラメラ
 
などと考えられています富士山
 
 
木花咲耶姫命は、火の中で皇子を
 
無事に出産したことから、
 
良縁・子宝・安産・火防の御神徳があるそうです。
 
 
また、桜の神桜や火山を鎮める水の女神とされみずがめ座
 
富士山の豊富な湧水が多くの恵みを
 
もたらしたことから、流通・繁栄の神としても
 
崇敬を集めているといいます船
 
 
…ブログが長くなってきたので
 
次回に持ち越しますブタネコ
 
富士山 富士山 富士山
 
ウッドビーズのネックレスを作りました。
メノウを合わせました。
富士山が活火山メラメラであり
 
また、多くの水をたたえてみずがめ座
 
恵みをもたらしているのでいるというので
 
赤と青のメノウにしました宝石赤宝石ブルー
 
『めのう(瑪瑙)』
 
石ことば…成功
 
石の力…病気から身を守り長寿をもたらす。
 
   緊張を和らげストレスを軽減する。
 
   対人関係のトラブルを防ぎ、家族の絆を深める。