今日は暦のうえで宵月にあたります。

『行く先に 
 宿をそこへと定めねば
  踏み迷うべき道も
       無きかな』

        -円空庵-


          【宵月】

宵月

誰も知らない

生まれたばかりの月

夕焼けと共に消えていく

だから

いつも

探してしまう

見つめてしまう


何気なく見上げた茜空に細い月。そんな光景は日が暮れるまで野山で遊んだ幼い懐かしい郷愁の風景でもあります。
夕月への想いは人それぞれ、たまにはじっくり味わう時間を持ちたいものですね。