婦人科から紹介状を書いてもらい
1週間後に新しい病院で診察を受ける予定になっていた
2023年の3月上旬
いつものように晩御飯を食べていると
下腹部からいつも以上に
血が染み出す感覚がありました
この時生理中ではあったのですが
お風呂あがりに新しい夜用のナプキンに替えていて
血が染み出してきてから1０分もしないうちに
夜用ナプキンが全面血で真っ赤になったので
これは異常事態だと感じ
夫に救急車を呼んでもらいました
意識はしっかりあったので、救急車を呼ぶ前に
一旦♯7119(救急車を呼んだ方がいいか確認するための連絡先)
に連絡し、婦人科があり救急を受け付けてくれる病院を聞き
連絡しましたが、どの病院も
"担当医がいない”、"救急をやっていない”といわれ
埒が明かなかったので、119で救急車を呼びました
隊員の方に症状を説明し
一旦受け入れてくれる病院があったので
家から20㎞ほど離れた病院に緊急搬送されました
救急で診ていただいた先生からは
「出血がひどかったら、更に大きな病院に移る可能性もあったが
今の出血量ならうちの病院で症状が落ち着くまで治療しましょう」
と言ってもらえたので、お世話になることになりました
この時期はコロナが5類になる前だったので
隔離病棟に入ってからは
コロナの検査、血液検査、子宮の造影、MRIと立て続けに検査して
4人部屋の病棟に入った時には深夜2時頃になっていました
そこから夜通し輸血を行い、慣れない病院で初めての輸血
ということもあり2～3時間ごとに起きていましたが
看護師さんが定期的に様子を見に来てくれていたので
不安はありましたが、安心して治療を受けることができました
でも、さすがに翌日は昨晩からの疲労が溜まっていたので
日中はずっと寝ていました
2日目の夜も輸血を行い
3日目には子宮に治療用のバルーンを入れ
4日目には入浴ができ(シャワーのみ)
5日目の朝には退院することができました
退院の翌日が、紹介状を書いてもらっていた病院の
診察日だったので
丁度良いタイミングで診察を受けることができました
救急で入院した病院ではあえて手術はやらず
応急処置の治療だけしていただいたので
こちらの病院で予定通り内膜掻爬術を行うことになりました
救急でお世話になった病院での治療も悩んでいましたが
後から担当の先生に、救急で入院した病院で勧められた手術は
行わなくても問題なかったと言われホッとしました
ちなみに、この大量出血の原因は
子宮内膜増殖症の治療のために飲んでいた薬が
増殖した内膜を排出するために子宮収縮させる作用があり
(子宮自体の血液量が多い)子宮腺筋症だった私はその作用で
余計に出血してしまい、大量出血につながった
という理由でした
ちなみに簡単にですが
子宮腺筋症の治療としては薬物療法と手術療法があり
閉経して女性ホルモンが出なくなると自然に改善されます
私はこれから不妊治療を進めていきたかったので
子宮腺筋症の治療は特に考えませんでした
今回の経験から、一概には言えませんが
・子宮内膜増殖症と診断された
・子宮筋腫がある(罹患していると腺筋症を併発している可能性が高いため)
・月経量が多い
という人は、子宮腺筋症の可能性も考えられるので
一度、子宮腺筋症の診断実績ある専門医がいる大きな病院で
診ていただくことをおすすめします
私もまさか自分がこういう事になるとは思ってもみなかったので
皆さんも十分に注意してください
次回は不妊治療について書いていきます
＃子宮腺筋症＃子宮内膜増殖症＃大量出血＃内膜掻爬術＃輸血＃救急車＃入院