ブログネタ:徴兵制~大事な人が戦争に・・・~
徴兵制ですか。うーん、重いテーマですねえ。
でも、さっき書き終わったシナリオの宿題も「ベトナム戦争」を背景に書いてみたので、
今回はちょっとまじめに書いてみようかな。(絵文字抜きで。。。)
まず、知事の発言だけど、これはたぶん本当は日本の教育の現状への批判であって、
戦争を肯定しているつもりでは無かったかと思います。(思いたい??)
かつては学校や地域のコミュニティ等が行っていた道徳的教育が、
今はまったくといっていいほど出来ていない。と、いうか出来ない世の中になってしまったのですね。
だから知事はそういう強制的な組織での教育が必要なのでは、と考えたんだと思います。
でも、ここで問題なのは徴兵制はもともと兵隊を募り育てるのが目標です。
そもそも知事の思っているような人間教育や道徳教育が目的ではないのです。
だから知事の「徴兵制があってもいい」の発言には賛同出来ません。
兵隊を育てるということは、いかなる理由にせよ、戦う意思があるということです。
自分の国を守るために、自分の宗教を守るために、自分のポリシーを守るために。。。
理由は国の数、民族の数、宗教の数、すべての人間の数、様々な理由があるはずです。
でも、その大義名分のためにすることは、ひとつの同じこと。
人殺しです。
そして徴兵するということは、人殺しをしても平気な人間に訓練させることだと思うのです。
そういう意味では兵隊もテロリストも同じでしょう。
だって、視点を変えたらお互いの立場が逆になるだけだもの。
だから、やっぱり徴兵制には反対です。
ボランティアやらせたり、寺に修行に行かせるならわかりますけどね。
ねえ、知事?
