お勧め度
養護老人ホームに預けられた元銀行員のエミリオ。
老人ホーム内は、認知症の進み具合によって1階と2階に分かれていた。
完全に介護を要する老人は2階の部屋に入れられるのだ。
そんなある日、エミリオは同室のミゲルとある行動にでるのだった!!
スペインの映画賞で、最優秀アニメーション賞、最優秀脚本賞を受賞したドラマです。
認知症・老人ホームを題材とした重い内容です。
とは言え、避けては通れないことなのですが・・・
映画 『しわ』 いろいろ考えちゃうよね。
この映画を観て感想を書かなくちゃ・・・
と思っていたんだけど、なかなか書き出すことができず、今に至っています。
というのも、自分にとって非常に重い内容の映画だったから。
認知症・老人ホーム・親。
これらの単語って他人事じゃないんです。
自分の親ではなく祖父が認知症だった経験がある自分としては、
この映画に出てくる主人公が老人ホームに入る時点で、頭の中が混乱してきて。
我が家では、最後まで家で介護したのですが、家族が非常に大変だったのも事実なんですよね。
そんなこともあったんで、いろんなことを考えてしまいました。
映画としてどうのこうのではなく、自分に関係ないと思っている人。
実は、非常に密接に関係しているかもしれません。
感心がある方、是非、ご覧ください。
映画 『しわ』のオフィシャルサイトはこちらです。
監督 : イグナシオ・フェレーラス
脚本 : イグナシオ・フェレーラス
出演 : タチョ・ゴンサレス / マベル・リベラ
こちらの映画もどうぞ。
映画 『やさしい嘘と贈り物』
この映画、予告編を観ずにご覧ください。
優しい気持ちになれますから。
是非、ご覧ください。