映画『 火天の城 』は、幻の安土城の築城を描いた作品でした。
あの城が残っていたなら、果たして、どのような城だったのか・・・
これは、城好きの方ならば、誰もが想像することの一つです。
自分も、安土城跡の大手口の石段を眺めながら、ここに城があったならば!
なんてことを想像したことがありますよ。
この本には、5章だてになっていて、城の作り方を0から教えてくれます。
第1章は縄張り。 城を置く場所の決め方、虎口の開きかた。
第2章は普請。 堀のうがちかた、土塁のつみ方、石垣など作り方。
第3章は作事。 天守や鯱、御殿や馬屋など、城本体の作り方。
第4章は城下町。 城下町の役割街道と港の作り方。
第5章は城の歴史と地方色
となっています。
非常に面白いですよ。
この本を読んでから、城に行くと、その城の位置、石垣や堀、建築の仕方にも
興味が沸いてきて、飽きることはありませんよ。
お城に興味のある方、是非、一読ください。
城のつくり方図典/三浦 正幸
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自分は、実は、四国の生まれだということもあって、木造の城は身近でした。
世の中の城は、全て昔の状態のままだと思ってましたから・・・大阪城を見るまでは。
あのコンクリートで作られ、エスカレーターがある城に入ったときの衝撃。
今も忘れません。
日本に残存している城は、この十二城です。
弘前城・松本城・丸岡城・犬山城・彦根城・姫路城
松江城・備中松山城・丸亀城・松山城・宇和島城・高知城
あと残すは、弘前城!
いつかは訪れてみたいです。