映画 『CUBE キューブ』 | 映画 本 そして コーヒー

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ある日突然、理由も分からず閉じ込められた男女6人。
彼らが閉じ込められた場所・・・ それは、巨大な立方体(キューブ)の集合体だったのだ。
しかも、そのキューブにはトラップが仕掛けられているものもある・・・
果たして、彼らは、この異空間から脱出することができるのか!

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立法体が積み重なってできた無機質な空間。
一方、その空間の中で繰り広げられ人間模様から明らかになるのは、人間の本質。
この対比が斬新であり、また、より一層の恐ろしさを醸し出していると思います。
映画『 CUBE キューブ 』 暑い夜にどうぞ!


立方体が連続する空間、そして、その中で繰り広げられる人間模様。
この作品は、1997年公開なのですが、この斬新な物語は今でも十分に通用します。
映画開始直後のシーンから、グッと映画に引き込まれ、
そのまま最後まで、一気に突き進みます。
最初は、メタリックなキューブの内部と、残虐なシーンが飛び込んでくるので、
怖さをあるけれども、逆に言うと、傍観者的な立場で、冷静を装えるんですよ。
でも、物語が進むと、そんな視覚的な部分よりも、怖いものが見えてくるんです。
それは、閉ざされた空間、しかも、命の危険がある極限な状態での人間の本性。
人間の本性が露になってゆく姿・・・  これは、非常に怖いですよ。

この作品は、時間が短い割りに、登場人物のキャラもしっかりしてます。
また、何度も書きますが、内容も映像も斬新です。
目を覆いたくなるようなシーンもありますが、怖いのは、人間の本性です。
ちょっと疲れる映画ではあります。
でも、夏の暑い夜、この映画はうってつけだと思いますよ。
人間の本性をつく映画がお好きな方には、最高の作品だと思います。








監督 : ヴィンチェンゾ・ナタリ
脚本 : ヴィンチェンゾ・ナタリ 、アンドレ・ビジェリク 、グレーム・マンソン
出演 : モーリス・ディーン・ウィン / ニコール・デ・ボア / デヴィッド・ヒューレット


こちらが、この映画CUBEのDVDです。
DVDの特典映像でエレベーターの中で繰り広げられる人間模様の短編が
非常に面白いので、是非、ご覧になってくださいね。
ちなみに、CUBEは、この“1”が一番面白いとおもいますよ。

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