映画 『ひゃくはち』 | 映画 本 そして コーヒー

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映画と本 そして コーヒー-ひゃくはち





お勧め度  星星星星星

甲子園常連校、京浜高校。
全国からスカウトで集まった球児達は、お互い切磋琢磨しながら甲子園を目指していた。
雅人とノブも、そんな部員達に混じって懸命に練習をするが、レギュラーには程遠い。
寮長に立候補したりして自分をアピールするのだが・・・



決してスポットライトがあたらない万年補欠の高校球児を主役に設定し、
それでも、白球を追い甲子園の夢を見続ける姿をリアルに映し出す青春ドラマです。
真紅の優勝旗を掴んだドラマの裏には、その何倍ものドラマがある!
血と汗と涙と友情とたばこと酒と女と・・・ 『ひゃくはち』 本当に良い映画です!


いやぁ、素晴らしい作品でした。
正直、笑って泣いて感動しました。 いや、すごく感動しました。
なんか、自分と被る部分があるんですよね。
決してスポットライトが当たらない補欠なのに、決して野球をやめず、
甲子園でベンチ入りするという夢を見つけて、いろいろ努力する姿。
そして、親友であっても、競争をしなければならない状況。
努力という言葉だけでは、超えることができないレギュラーとの壁。
高校野球を通じて、もがき苦しんでいる自分を見ているようでした。
もがき苦しんでいるのに、野球をやめない。
いや、むしろ、楽しんで野球に取り組んで自分の役目を完璧に果たす!
その姿が、感動を呼ぶでしょうね。
あのマウンドに向かうシーン、そして、あの笑顔、思い出しただけでも涙です!

この作品は、高校野球を神聖化している人にとっては、不快かもしれません。
でも、酒やタバコ、女の子に目覚めるのは、高校のときですよ。
高校野球児だって、同じですよ。
実は、自分の高校は、甲子園によく出てて、超有名プロ野球選手もいるんですが、
奴らも、影ではこっそりやってましたからね。
そのことを知っているだけに、この映画は、本当にリアルだと思いましたよ。
そのあたりも、この映画に、どっぷり嵌った理由かもしれません。

是非、みなさん、観てください。
特に、「負け組」なんて言葉に、敏感になっている方。
この映画をみれば、きっとやる気がでてきますよ。 
本当にお勧めな映画です。 いやぁ、観てよかったぁ!







監督 : 森義隆
脚本 : 森義隆
出演 : 斎藤嘉樹 / 中村蒼 / 市川由衣 / 高良健吾 / 北条隆博 / 桐谷健太



こちらがDVDです。高校野球のタブーに挑戦した名作だと思います。

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本当に良い映画です。まさに青春ですね。

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