最近、慌しく東京に行ったり来たりを繰り返してます。
今回は、披露宴！ ２次会まで時間があったので、表参道で時間を潰すことにしました。
駅から出て、ちょっと歩いたところで見つけたのが、こちらのお店。
『 大坊珈琲店 』さん
２階にあるので、路面には看板が置いてあるだけなのですが、どうにも気になるんです。
早速、２階へ進むと入り口はこんな感じ。 うーん、雰囲気あります。
店内は、大きな木でできたカウンター、奥にテーブル席になっています。
心地良い音楽と珈琲の香り、自家焙煎の影響でちょっと黒ずんでいる棚においてある文庫本。
壁には、それぞれの注文に応じたカップが綺麗に整頓されて並び、
ブラックルシアンなどのカクテル用の洋酒も見えますね。
そして、何より店員さんの丁寧な対応とマスターの手さばき！
一杯一杯丁寧に、そして、無駄がない動きは、必見です。
家で真似しようと思って食い入るように見てしまいました・・・ すいません。
ブレンドは、濃さと量を１～５に分けてあり、自分の好みで注文することができます。
ベースは３ということでした。 悩んだ挙句２にすることに！
早速、注文し待つこと数分、丁寧な仕事で出来上がった珈琲がこちら。
味のほうは、かなり苦めです。
でも、渋いわけではなく、深く苦いんです。
まさに、奥深い味わいで、自分はとても気に入りました。
私が注文したのが ２ だったこともあるのかもしれませんが、
この苦味や、芳醇な香りは、こちらのお店の特徴だと思います。
非常に美味しいコーヒーを頂きました。
こちらのお店では、もう一つ、個人的にうれしい出会いがありました。
それは、自分が何気なく座ったカウンターの上に設けられた本棚。
焙煎の影響で黒ずんだ単行本がずらっと並んでるんですが、
私の頭上に会った単行本は、司馬遼太郎著「坂の上の雲」。
なんと、大好きな「坂の上の雲」が偶然にも頭上にあったんです。
店員さんに許可を得て、本を取り出し中を拝見。
外は黒ずんでいますが、中は至って綺麗です。
思わず読みたくなりましたが、もしかするとディスプレイかも？と思い
すぐさま返却し、その変わり写真を撮らせていただきました。
それが、こちら。
こちらのお店、非常に落ち着いた雰囲気で、美味しいコーヒーをいただけます。
マスターの丁寧な動作を見て、心地良い音楽と、コーヒーの香りに包まれる・・・
それだけでも、十分満足できると思いますよ。
是非、行ってみて下さい！
場所はこちらです。
表参道の地下鉄の駅をおりてすぐです。
二階にありますが、看板が出てるので、見つかりやすいですよ。
こちら、オススメの本です。
穴場がたくさん載ってていいですよ。
東京に住んでいる方も、地方の方から東京へ遊びに行く方も、是非、どうぞ。
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