映画 『ブーリン家の姉妹』 | 映画 本 そして コーヒー

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ブーリン家の姉妹




お勧め度  星星星星キラキラ

16世紀のイングランド。 この地を治める国王ヘンリー8世は、世継ぎに恵まれていなかった。

これを好機と捉えたブーリン卿は美しい娘アンを愛人に差し出すことを目論んだ。

ところが、王の心を捉えたのはアンの妹でメアリーだった。

そして、この出来事をきっかけに、姉妹の争いが始まる・・・


イングランド版 「大奥」  この言葉がピタっと当てはまると思います。

国王の世継ぎを巡る一族の繁栄をかけた争い。

男の欲望と愚かさ。 女の強かさと妬み。

そして、子供を思う母の愛。 いろいろな要素が満載の作品です。


機転が利き、野心家な姉アン。 その姉とはまるっきり反対で従順な妹メアリー。

仲の良かった二人が、ある事件をキッカケとして、対立することになるんですよね。

もっと言うと、国王に気に入られた妹から、国王を奪い取ろうと姉が暗躍するわけです。

アンは、頭がいいから、国王をうまく弄んで・・・  いやぁ、これが、すごい。

男が女を操ってると思わして、実は、女が男を操ってる! まさに、それです。

もちろん、物語は二転三転、アンにもいろいろあるわけですが、それは、劇場でのお楽しみです。


あの女王エリザベス1世を生んだ実話に基づいた物語です。

ただし、妹となっているメアリーは、実際は姉だったりするので、ちょっと違ってますけどね。

でも、十分楽しめる作品ですよ。

とくに、ドロドロが好きな方、必見です。










この作品を観ると、こちらの作品も観たくなりますよ。

アンの娘、エリザベス1世の物語です。

もちろん、観る前に見ても楽しめますよ。  

何故、彼女は幼少時代不遇だったのか・・・  分かりますよ。



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