極めて機能的に作られている。キャビンは広くはなくとも、船自体のパブリックスペースは広く、いろんな行事、アミューズメントが盛りだくさんだから、積極的な人なら、自室でぼんやり過ごす時間は多くはない。
最近の船は、高めの料金設定ができるベランダ付きのキャビンが多い設計だ。船によっては、全室ベランダ付きなどというのもある。
窓ナシの内側船室なら、料金が安い。中東クルーズで乗ったが、格別の不自由はなかった。しかし、余裕があれば、解放感のるベランダ付きがいいに決まっている。
ちなみに、昔と違って、船室のグレードによって、利用できる施設が異なるなどということはない。…とはいっても、コスタ・コンコルディアのように、サムサラ・キャビンと称する特別室群があり、それらの船客のみが利用できるサムサラ・スパなどという部屋が、極上のロケーションに位置していたりする。しかし、かようなことを日常意識させれれることはない。






